05/06/04 01:29:38
(以下、心の声)
え?何の処遇決定もなし?シベリア行きも思想改造も銃殺も無し?
どうしてだ?助かったのか俺は?同志スターリンにお目をかけられ…、
いや、最下級党員で工場労働者の俺なんぞを知る由もないし、それはあり得ないな。
どうしてだ?怖い。凄く怖い。きっと何かあるに違いない…。
そうだ!これは罠だ!きっと秘密警察の罠だ!俺を泳がせありもしない重罪で捕まえるつもりなんだ!
夜中に黒服の男たちが俺を捕まえ拷問にかけ自己批判させられ挙句に銃殺されるんだ!
家族も!そう!我妻も子供たちも全て捕まえられ裁判所で怒号を浴びせられラーゲリにほうり込むつもりなんだ!
スターリンめ!そうは問屋は卸さないぞ!お前の腐りきった死の欲望を満たすつもりはないぞ!
お前が家族と私を滅ぼす前に俺が全てを終わらすんだ!
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「ねえあなた?まだ起きてるの?あら?またウオツカ飲んでるの?止めなさいよ、配給も最近は少…、
ちょっと!あなたなんで鎌なんて持ってるの!ちょっとやめてよ!助けて!!!ギャーーーーッ!」