【軍事独裁】軍ヲタが政治を語るスレ【選挙に予算】at ARMY
【軍事独裁】軍ヲタが政治を語るスレ【選挙に予算】 - 暇つぶし2ch191:名無し三等兵
04/11/17 21:50:04
★集団的自衛権の行使容認、自民が憲法改正大綱原案

 自民党憲法調査会(保岡興治会長)がまとめた憲法改正大綱の原案が16日、
明らかになった。
 安全保障では、「自衛軍」を設置し、集団的自衛権の行使や国際貢献活動における
武力行使を認めているのが特徴だ。天皇制に関しては、天皇を元首と位置付け、
現在は認められていない女性天皇を容認している。新しい人権として、肖像権や
知る権利などを追加した。
 主要政党の中で、憲法改正の包括的な案をまとめたのは今回の自民党が初めて。
同党はさらに議論を進め、来年11月に憲法改正草案を決定する方針で、与野党の
改憲論議は加速しそうだ。
 大綱の原案は、今年1月に始まった同調査会の論議を基に、調査会幹部がまとめた。
前文のたたき台となる「基本的考え方」のほか、「総則」から「改正」まで9章からなる。
 現憲法にはない総則では、憲法の3原則として、国民主権と基本的人権の尊重、
「積極的に国際平和の実現に寄与する」とした「新たな平和主義」を明記した。
さらに「国旗は日章旗、国歌は君が代とする」との内容を盛り込んだ。
 憲法9条に代わり、「平和主義」の章で、戦争放棄と非核3原則を盛り込み、
「国家緊急事態及び自衛軍」で、具体的に〈1〉個別的、集団的自衛権を行使するための
必要最小限度の戦力を保持する自衛軍を設置する〈2〉自衛軍は、国際貢献のため、
武力行使を伴う活動をも任務とする―と定めている。
 天皇については、「日本国の元首」と明記し、「皇位は、世襲のものであって、
男女を問わずに皇統に属する者がこれを継承する」としている。

讀賣新聞 11/17 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

【政治】集団的自衛権の行使容認、自民党憲法調査会が憲法改正大綱原案
スレリンク(newsplus板)

192:俄将軍
04/11/18 08:08:19
北朝鮮と、関係のある方々だけでなく、韓国と、不適切な関係のある方々とい
うのも、状況によっては、自身に火がつきそうな情勢になってきたような。

以前、北朝鮮を解放した場合、アウシュビッツ解放同様のインパクトを与える
であろうから、イラクで失墜した米国の正義の回復にも、一役かうのではな
かろうか、などと米国の北朝鮮攻撃を切望する書込みなどしたこともあり
ましたが、韓国の核疑惑といい、六カ国協議の落しどころは、何処に。

193:名無し三等兵
04/11/18 16:38:51
まあ、あの半島の悲劇はだれも大きな変化を望んでいないということで。
拉致問題も食糧援助と引き換えで少しづつしか進まないでしょうし。

とにかく北に変化がない限り、将軍様が死ぬまであの体制が続くという
可能性も考えておくべきではと思うのです。

194:俄将軍
04/11/18 21:20:36
>>193
北朝鮮の核開発問題を、米国が、いかように解決するつもりでいるのか、北朝
鮮が、どこまで妥協してくるかにつきるのではないかと。

北朝鮮の核問題と、拉致問題を、切離して解決できるのか、出来ないのであれ
ば、何時まで、米国は、現状を容認するのかということに。

六カ国協議の枠組で、北朝鮮が強硬路線を貫くのであれば、安保理という流れ
になるような。

南部人のブッシュ大統領は、北朝鮮攻撃を躊躇わないのではなかろうかと。

195:俄将軍
04/11/18 21:29:09
>>193-194
周辺諸国が、現状維持を望んだとしても、核問題といい、拉致問題といい、北
朝鮮次第でありますから。

日朝友好条約締結に関して、小泉首相の思惑が何処にあるかを問わず、六カ国
協議の枠組で、北朝鮮の核問題に進展がないのであれば、自動的に行着くと
ころまでいくのではないかと。

もしくは、日本、韓国が、途方もない負担を引受けることになるかもしれま
せんが、一時的なものでしかないような。

196:名無し三等兵
04/11/18 23:31:39
>>194-195 どうも、193です。
核も拉致も全ては中国次第だと思います。もちろん、これは北の体力の源泉が
中国という前提です。(北が中国の援助が大幅に減っても韓国などからの援助
でやっていけるのなら、貴説もありうるでしょう。)

6カ国協議でいきつくところまでいく、というのは事前に中国が北の体制変更にOK
を出さない限りはないのでは?この諒解がないかぎり、安保理も中国が反対でしょう。

では、米国ですが現状がどれだけ危険な状況と見ているかです。北が核を拡散させず、
開発も中断して六カ国協議にて「協議中」を続けるというのはある意味安定した状態で
はないでしょうか?

中国が北をあのままでは保持しきれないと判断する大きなデメリットが発生するか、ある
いは「なにか」が北自身を変えないかぎり、「会議は踊る、されど進まず」なのではないか
と。

197:俄将軍
04/11/19 07:13:01
>>196
中国と北朝鮮の三文芝居、中国による北朝鮮の高値売り、中国による現北朝鮮
政権の転覆、時間稼ぎ、何れにしても、米国が、何時まで、六カ国協議での
「協議中」を容認するかということに。

極東アジアだけでも、北京オリンピック、中国バブル、台湾問題など考えてみ
ると、何時までも「協議中」というわけにもいかないのではないかと。

北朝鮮の妥協が示されず、六カ国協議で行着くところまでいった場合、中国
が安保理で反対するリスク以上の利益を、北朝鮮の現体制の存続では得ら
れないのではなかろうかと思う次第。

北朝鮮内部で、政変が起きるにせよ、北朝鮮の対日工作が、中国に受継がれる
ような事態が生起するよりは、個人的には、ハードクラッシュを希望するわ
けですが。

198:俄将軍
04/11/19 07:52:16
北方領土、中国バブル、北朝鮮支援など、日本国に全て清算を任されるという
事態というのは、悪夢以外のなにものでもないはずでありますが、ブラック
メールの類で、日本国民に負担を強いる政策を受入れるということもある
のか。

日本国の外国人受入れによって、経済問題の先送りをはかるというのは、その
後の負の面を考えただけでも、常軌を逸しているといってよいような。

199:名無し三等兵
04/11/20 00:10:17
>>197-198  193です。
中国にとっては北京オリンピック、自国市場のバブルがある現在、これをわざわざ危
険にさらしてまで北朝鮮問題を解決しようとする動機がないでしょう。逆にこれらが終
わった時こそ、台湾・北朝鮮問題をクローズアップしてもおかしくないでしょう。
それまでは六カ国協議では良き仲介者を装いつつ、時間稼ぎしたいのではないでしょ
うか。

米国は今、北朝鮮を六カ国協議で「封じこめ」していると考えているのではないかと思い
ます。逆に、米国がなぜ六カ国協議をどしどし進めて北朝鮮をさっさと崩壊させないのか
ですが、これは日本と韓国の消極的姿勢のためでしょう。

日韓の負担と支援なしに米国のみで事態を打開するのが非現実的なら、米国も六カ国
協議の急速な進展は望まないでしょう。(イラクを経験中の今ならなおさら)案外、米国も
時間がほしいのでは?と勘繰ってしまいます。

負担と支援できるのは日本と韓国ですが、韓国は太陽政策で問題の先送りしか考えて
いないように見うけられます。

さて日本ですが、以前箱根でブレアが小泉首相に北朝鮮問題について、「イギリスは日
本を支持する。では日本はどうしたいのか?」と問われて、無言だったと聞きます。

拉致も核も中国次第ですが、その中国にせまることができるのは日本が腹をくくって覚
悟を決めた時でしょう。(韓国は反対しつづけるでしょうが)

200:名無し三等兵
04/11/20 00:41:47
193です。
殖民している日本人がいるわけでもない北方領土は放っておいても問題ないでしょう。今ま
でどうり、四島返還を請求しつづけてるので構わないでしょう。ヘンに物分り良く二島返還で
誤った外交姿勢を示して金をロシアへ払うよりもいいのでは?

中国バブル崩壊は市場の動きですから仕方ありませんが、その時日本人の財産が不当に
接収されないよう、日本政府は動くべきです。(されたら謝罪と賠償請求だw)
それと、バブル崩壊をネタに中国にODAねだりされるのは勘弁です。

経済的には中国=安い工場でしかなく、日本が中国へ輸出しているものは結局は日本へ
輸入されると聞きます。これが正しいなら日本へさほどの影響はないはずですので、この
へんを解説してくれる人に詳細を聞きたいのですが。

半島支援は覚悟するべきでしょう。今までが幸運すぎたのではないでしょうか。
幕末の攘夷論は薩英戦争、馬関戦争で倒幕論となりました。戦後日本の場合、国民の多数
が直接的な脅威を感じる環境になかったため、9条をめぐる神学論争にふけることができまし
た。近年の事件で少しづつ環境が変わりつつありますが、なかには脅迫状をつきつけられた
ように感じる人もいるのでは。

201:俄将軍
04/11/20 08:03:19
>>199
中国に北朝鮮問題を解決する動機がなくとも、米国にあるのであれば、中国も
自給自足の時代ではなく、現時点では、米中の力関係で決定するのでは。

六カ国協議が、北朝鮮の「封じ込め」で、北朝鮮の政権交代、暴発、実質的な
無条件降伏を謀っているとしても、時間的制約は変らないのではないかと。

北朝鮮への強硬策で、矢面に立たされるのは、韓国ではありますが、日本の
場合、北朝鮮崩壊では、洒落にならない方々が、日本国民に負担を押しつ
けるような解決策を、などと邪推してみたり。

202:俄将軍
04/11/20 08:06:24
>>200
北方領土問題の解決というのは、中国包囲網のロシアと日本の関係改善とい
う要素もないわけではなく、本来、日本の国家戦略に関わっているはずで
ありますが、どうなっているのか。

中国バブル崩壊をネタに対中ODA要求どころか、中国バブル崩壊前に、日本
へ投資を呼びかけかねない恐ろしさと、中国進出に社運を賭けた日本企業の
運命も、悲喜交々ありそうな。

半島支援も額次第ですが、機会と捉えている企業はともかく、今までが幸運す
ぎたとの言には、同意。

9条も、自衛隊も、GHQ統治下、米国の都合による無茶苦茶な過程もあり、
神学論争自体の意義はともかく、国防論議は好ましいのですが、筋の悪い
海外派兵だけは。

203:名無し三等兵
04/11/20 10:18:01
>>201>>202  193です。
究極的には米中の力関係で決定するでしょうが、その時の米の力というのは日本の
支援を含んだ上でのものでしょう。

北朝鮮にとって、核ミサイルを実際使用して政治的効果が一番高い相手は日本だと
思います。核拡散さえなければ、本来問題解決に熱心であるべきは日本ではないでし
ょうか。TVの刑事みたいに米=脅し役、日=すかし役で役割分担しているかもしれま
せんが。

時間的制約についてですが、拙説が米は急ぐ必要がかならずしもないとしたのはイラ
クで戦争終了後もずっとゴタゴタが続くのを見てです。米にとって次の大規模な軍事行
動は結構ハードルが高くなってしまったのではと思うからです。

半島支援・・中国はアフリカあたりで金ばら撒かずに少しは(北朝鮮の)宗主国らし
く金出せよと言いたいですね。日本の負担がどうなるかはわかりませんが、せめて
支援物資にでっかく日の丸は入れてほしいところです.

北方領土で変な前例作ると、中国が彼らに都合の良いようにそれを援用したがるので
はないかと思ったりします。

204:政治学者の卵
04/11/20 11:13:23
>>193
中国は現在のところ北朝鮮に対して相当支援しているはずです.宗主国としての
役割程度は十分援助を送っているかと(w.

北朝鮮体制が崩壊した場合には大量の難民が国境を越えて流入してくることを防ぐためには
やはり相当の支援を行なわれざるを得ないでしょう.日本の場合は海の向こうのことですが
中国にとっては陸続きですんで,難民抱え込みよりはましと考えることでしょう.
あとは支援により統一朝鮮(韓国)政府を抱き込む必要もあります.政治的に統一朝鮮は
国境を接する中国を現在以上に意識する必要がありますが,これは中国政府にとっても
友好的な関係を保ちたい相手のひとつでしょう.

205:俄将軍
04/11/20 19:27:21
>>204
北朝鮮の核拡散阻止、核放棄がなされないのであれば、日本も、米国の意向に
逆らえないような。

日本が読違えたのか、北朝鮮が空気を読めていないのかは、不明ですが、拉致
問題が解決しないのであれば、日本政府も。

米国の軍事行動ですが、北朝鮮空爆後、暴発、クーデター、実質的な無条件降
伏でも、選択はご自由にということろではなかろうかと。

半島支援も、難民阻止の食料支援程度に留め、統一朝鮮になるのであれば、竹
島問題解決と絡めたりというところでしょうか。

北方領土問題は、財務省案提示などみるに、何がどうなっているのか、理解し
がたいものがあり、御指摘のように、変な前例を作るわけにはいかないので
すが、日露関係、日中関係だけでなく、日米関係も含め判断ということに。

206:俄将軍
04/11/20 19:40:10
>>205 は、>>203 の193氏宛てであります。

>>204
北朝鮮も、中国の意向に、どこまで従うつもりなのか不明でありますが、中国
の考える落しどころと、実質的な無条件降伏の差異について考えてみたり。

統一朝鮮の取込みをはかるにせよ、復興資金の負担が予想される日本は、米国
と、竹島問題の解決を協議していてもよさそうなものです。

日本が、周辺諸国と、領土問題を抱えていたほうが、米国には、都合がよい
という考えもあるかもしれませんが。

207:俄将軍
04/11/21 08:50:19
北方領土返還に関して、ロシア案は、お話にならないという立場であります
が、今になって、このようなトンデモ案が、ロシア側から提案されている
ことは、政府の失政としてもよいような。

ロシアも、一時の経済不況は脱しつつあるとはいえ、中国、NATO、チェ
チェン等々、問題が山積していることには変わりないわけで。

208:名無し三等兵
04/11/21 13:03:21
>>204
苺の固定のHNパクるのやめれ。

209:名無し三等兵
04/11/21 20:57:34
中国が北韓へ侵攻してくれないかなあ…

210:政治学者の卵
04/11/22 03:43:15
証明は不可能だが,本人なんだよ.書いてるネタも結構かぶってるでしょ.
というか,俺が苺に書き込んでたのって一年以上前だけど,よく覚えてるね.

211:政治学者の卵
04/11/22 04:02:05
210は208宛てね.あと当時は卵の後に?がついていたな.
書き込みを読み直してみたが,当時は若かったなし暇だったな(w.


212:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/11/22 09:49:52
 チリが、あからさまにブッシュの顔をつぶしに出たみたいだけど、OASから抜けるつもりなのかなぁ。
 つうかヨーロッパのブタどもが手を突っ込んできてたりしそうな気もするけれど。

213:名無し学徒兵
04/11/22 15:39:17
海の人氏>

>>111-117では長文かつ丁寧な論評を頂いたのに返事できなくてすみませんでした(_人_)
暫くの間2chは覗けても書き込みが出来ない生活が続いていたもので。
こちらの返答については・・・当面の間お待ち下さいということで OTL スイマセン

>>212について。
個人的には2期目のブッシュ政権の行方についてかなり悲観的に見ているんだけど、
一方で海の人氏が「ヨーロッパのブタども」と呼びたい気持ちもよく分かるんだよなあ。
シラクの機会主義的外交やシュレーダー・サパテーロ辺りのポーズとしての反米、
盧武鉉の親北ベッタリの態度なんかを見るにつけ、ブッシュの再選によって
「ざまーみろ、これ以上お前らを増長させてたまるか」なんて感情が自分の中で
ふつふつと湧き上がってしまったんだよね。ブッシュは評価できないけど
反米・反ブッシュの指導者はもっと気に食わないとでも言うべきか。

まあ飽くまでも自分の感情論でしかない訳で、早く米欧間の仲を修復してもらわないと
大陸欧州が中国と結託するという悪夢の構図が日本を待ち受けている訳ですが・・・。

214:名無し三等兵
04/11/22 15:47:59
>>213
結託と言っても、中国はロシア以上に巨大な人口を持っていますからね、消費も莫大。
消費地としてだけの期待で進むでしょうか?

わたしは、ローマ以後の世界が海の人が言うほど早くくるとは思っていません。
しかし、中国はゲルマン諸民族に見えてしまう…

215:俄将軍
04/11/22 19:14:19
>>212
チリというのが、晩餐会のことであれば、突発的なものだったのかもしれず。

時期が、時期だけに、俄陰謀論者としては、妄想が膨らむわけですが。

イラク戦争は、正気の沙汰ではないと思っているにもかかわらず、最近は、
「Go! George,Gooooo!」となりかけている自分が。

>>213
難民としての民族大移動というのは、洒落にならないわけですが。

216:さいたま右 ◆3vvI.YsCT2
04/11/22 19:33:07
>>212 [( ゚∀゚)<日、中のバックでしょう。無論、日の意図では在りませぬが、まあ、結果論的に
(ホープ・ソウですが。)。小泉の日・中南米新パートナーシップ構想の余波ですな。5年以内に中央
亜細亜でも似た様な事が起きる悪寒(ぉ。
 後、この件と関係在りませぬが、小官は、在日の選挙権は賛成でも反対でもありませぬ。

217:名無し三等兵
04/11/22 22:15:28
193です。次々とコテハンの方の登場でビビりまくっています。
>>204
半島支援は「金正日体制後」のつもりでした。歴史が繰り返すなら、朝鮮半島と中国
が伝統的な関係に戻るのは至極当然の予想でしょう。陸奥宗光ではないですが、半
島の中立化や日本の勢力圏下へ置こうとするのはちと、無理に思えます。と、残るは
是々非々でつきあうしかないのではと。

>>205
・米がどこまで現状に満足できるとかんがえているか
・米がどこまで自国のみを頼りに行動できると考えているか
拙説は慎重論をとっていますが、ブッシュ政権がイラク問題から何を
「一番」教訓として次に生かすかで分かれ道となるのでしょう。その
理論が半島問題でも応用されると。

竹島問題も含めてですが、米が日本とどう付き合っていくつもりか、そしてそれにどう応
えるがポイントなのだと思います。竹島に限って言えば、日本が国内取りまとめて紛争も
辞さなければ取り返せますし、米は静観するだけでしょう。日本を取り巻く問題の多くが
腰の定まらない日本の姿勢ではないでしょうか。

米にしてみたら、「9条とやらはそちらの事情。いい加減、自分の周りのことはまず、自分
で面倒みてね。ウチもお金ないし。ヤバくなったらもちろん助けるけど」ではないかと。日
本は心の準備をしておくべき、と思います。

>215-216
中南米との関係強化というのは中国の代替としてですかね。安い工場としての中南米なら
米とも利害一致するし。

218:名無し三等兵
04/11/22 22:28:13
>>215
l∀゚)ノシ
閣下も小ブッシュタンファンクラブ、どうですか?

219:さいたま右 ◆3vvI.YsCT2
04/11/22 22:41:24
>>217 [( ゚∀゚)<日本にとっては中国の代わり確保と言う死活線。又、日中両国にとっては
鉱山資源やマーケット等の争奪戦です(BRICSの中にブラジルが入っている事の重要性を忘れる
わけには、いきませぬし。)。OPECにとっては、NAFTAと亜細亜(ASEANと極東亜細亜圏。)と
中南米の相互門戸開放の試金石になるでしょうな。
 因みに、半島に関しては森ドクトリンならと言う、悔恨が在りますが・・・。

220:名無し三等兵
04/11/22 23:01:13
>>219 193です。
そういえば、昔台湾が外交関係で結構活動したり、台湾からの移民がいたりしたような
記憶が。フジモリなんてのも日本は持っていたりしますね。

221:さいたま右 ◆3vvI.YsCT2
04/11/22 23:25:51
>>220 [( ゚∀゚)<台湾が外交関係を持つ国は合計26ヵ国中、13ヵ国が中南米。しかも、
台湾が拡大を模索していると言う噂も在り。中国の中の人も切り崩しで大変ですな(只、俄然
主戦場がOPECになる為、このような努力自体が、中国に台湾と同席しなければいけないと
言うジレンマも在る訳ですな。まあ、精精苦しんで下さい。)。
 ASEANに置いては、日比FTAの成功により、中-ASEAN・FTAの約束によってく打撃を受けた
日本の巻き返しが成功。第二戦線の南米も地の利は日本。その上、小泉が手を打ちましたので
中国サイドはきついでしょう。事、最近の外交面になると中は後手後手ですな(まあ、第三予定地
の中央亜細亜は中にくれてやる予定ですが。所詮、予定通り。依然、日本外交は半島と中東以外
は堅調ですな。)。

222:名無し三等兵
04/11/23 02:11:51
>>213
シラクの次は対米協調派のサルコジだし、
(シラクがプッシュしてたヤシは汚職で沈没w)
シュレーダー政権は、どうあがいても次の選挙で惨敗必至。

ノもあそこまで酷いと、さすがに国民が気づくだろ…

223:俄将軍
04/11/23 08:04:23
雑談スレッド200の政治談義が興味深く、こちらに張ってみたり。

雑談スレ200の>489
中国共産党政権崩壊後、新政権が共産党批判の為に、日中戦争前後の共産党の
謀略など、明らかにすることによって、反日政策の見直しがなされ、その際、
日本側の怪しい方々も、中国共産党の中の人と一緒に、などと妄想してみ
たり。

共産党以上の反日的傾向になると、なにがなんだかなわけですが。

雑談スレ200の>495
戦前の立憲政友会と民政党も、官僚を巻込んでの政策論争に関しては、酷いも
のではなかったのかと思うわけですが、大政翼賛会で誤った方向に邁進して
いったことを考えると、戦後の官僚というのも。

224:俄将軍
04/11/23 08:16:36
>>217
イラクと異なり、韓国軍がありますから、北朝鮮空爆後、北朝鮮の選択次第で
はありますが、韓国現政権の意向に関わらず、介入せざるをえなくなるので
はなかろうかなどとと。

>>218
後に、押入から、半被や団扇がでてくるのは、気恥ずかしいものがありそうで
すから、テレビの前で、北朝鮮空爆など、祈祷する程度に。

225:俄将軍
04/11/23 08:30:48
>>219-221
経済圏を考えると、米国も、中国から輸入するよりは、中南米からの方が望ま
しいという風に、シフトしてきたというのもあるのか。

もっと円経済圏を……。

>>222,
>ノもあそこまで酷いと、さすがに国民が気づくだろ…

国民が、少なくとも選挙結果に反映できる程度に、酷い可能性というのは、排
除できないのではなかろうか、などと思ってみたり。

226:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/11/23 09:45:40
>213
 う~ん、>214さんに先走り杉モチツケと言われそうなんですが、漏れ的にはすでに大陸の東西岸での結託は、中央のロシアを
仮想敵として成立していると思ってるので、脅威としての中国、その向こうにいるヨーロッパという図式は、すでに既定のものと
なっているのではないかと思うんですよね。
 むしろ、東西からいやがらせされて悲鳴を上げてるロシアと、イスラム内部のゴタゴタで八つ当たりされてるアメリカ、狂人病棟
のような極東地域で唯一まともな日本と、これらの立場を考えた場合、その関係が自然と近しくなるのは当然ではないかと。

 それにしても死んだ子の年齢を数えるようなものですが、何でまた日本はよりによってドイツなんて二枚舌で信義のしの字も
ないような野蛮人と組んじゃったんでしょうねぇ、口惜しいことです。

>214
 ライン川の向こう側から、こちらのきらびやかなレストランをじっと眺める野蛮人のイラストですね(笑)

>215
 ちょっと陰謀論めいてるとは思うんですが、あの全世界のマスコミ面前でのSS制止は、完全なアメリカ大統領の権力の否定
ですから、本当に突発事故だったか、計算し尽くされたものだったか、微妙のような気もしますです。
 米国大統領が警備関係者ともみ合いなんて、警護の人間から見れば悪夢でしかありませんし。

>222
 サルコジと言えばロイターとかAFPとか外信で配信されているサルコジの写真が、軒並み「悪役ヅラ」で大笑いしましたですよ(笑)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


227:名無し学徒兵
04/11/23 11:37:44
>>223 俄将軍氏
本当だ、雑談スレで面白い政治談議やってる・・・。
最近は流れが速くて全然覗いてなかったのにorz
スレリンク(army板:489-551番)
↑自分用メモ

>>222
サルコジ氏は対米協調派ですか。知らなかった。
自分はフランス政治には詳しくないので分からないのだけど、
彼はUMPの中でもどの潮流に属するのかなぁ。

盧武鉉については>>225で俄将軍氏も言ってるように韓国国民の選択だと思ってます。
少なくても韓国の有権者のうち少なからぬ数を「進歩派」(という名の親北左翼)が占めている以上、
もはや日米にとって「韓国の喪失(Loss of Korea)」は受け入れねばならない事実なのかなと。

雑談スレ200 >>506>>510 政治学者の卵氏
経世会の興隆と政治的クライアントの新規開拓の話、興味深く読ませて頂きました。
こういう視点で読める戦後政治の通史書でいいものをご存知でしたら教えて頂けますか?
#やっぱり升味準之輔なのかな。

228:名無し学徒兵
04/11/23 11:39:44
>>226 海の人氏
なるほど、海の人氏はロシアの立場をそう見ているのか。
独仏に近く見えたのはイラク戦争に限った短期的な話だったのかも。

EUと中国の関係だけど、自分は今まで日本-イラン関係のアナロジーで見てたんですよね。
つまり、地理的に離れているお蔭で向こう側の地域的権力政治に気を使う必要がなく、
そのため向こう側にいる友好国の神経に障るような行為も意外に平気で出来てしまうという。
EU側でいうと日本の目前での対朝国交正常化(まあ中国の話ではないですが)であり、
日本側でいうとアメリカの懸念を押し切ってのアザデガン油田契約、という類推です。

ところが、米欧(つーか米仏)関係の悪化に伴い、これまで曲がりなりにもある一線を
越えないようにしていたEU側も最近は遠慮しなくなってきたように見受けられるんだよね。
その最たる例が、シラクが熱心に画策している対中武器輸出解禁ではないのかなと。
日中の軍事関係が急速に悪化しているこのタイミングでヨーロッパ製の高性能兵器を
売り込むことは、少なくても日本の目からすれば半敵対行為もいいところですから。

>>213で米欧関係の悪化による大陸欧州と中国の結託を不安視したのは、
まさにこのコンテクストにおいてなんだよね。

229:214
04/11/23 12:14:13
>海の人
そう。そう言うイメージが、ぱっと脳内に花開きますた(w

とはいえ、遠い世界に手出しできるのは、本質的には1強多弱の状況だから、と思っているわけで
もしアメリカが退潮のときを迎えるなら、西太平洋だけ出なく、インド洋からも急速に撤退してしまうわけで(理由は、国力の限界まで努力を続けるはずでしょうから)、その事態におよんで、甘っちょろい遠隔同盟が成立するものかよ、と。

かつての日本の場合、とりあえず自前の兵器開発、自前での製品構想と最終加工をやっていたわけで、
品質が低いとか、資源が無いとか言いながらも、それなりの価値はあった。
だからこそ日英同盟みたいなものから、対米戦争までやりえたわけで。


っていうか、中国協調などといっている、日米民主党のねじ切れた未来認識はどうなっているんだと小1時間…


>>228
まさしくそうでしょう>政治情勢に、互いに気を使わずに済む。
とくに、フランス、ドイツにとっては、まるで異世界の事態なんでしょう。

ある程度真剣に眺めるのは、不安定の影響をもろに、すぐさまかぶる国、
近い国と、海運で繋がっている国じゃないか、と。
保険料やらなんやら、ありますからね、今でも>海運

要するに、例によって例のごとく、欧州の連中は(火病略

230:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/11/23 12:47:53
>227
 サルコジは、イラク戦争をめぐる政策で当時外相のドビルパンと激しくやり合ってる(元々犬猿の仲なんですが(笑))くらいですから
アメリカよりかどうかはともかくとして現在の政権の政策とは一線を画してますね。
 しかも内務相(いまは財務相)時代には対テロ作戦で着実に成果挙げてましたし。

>228
 いや~、こないだの小学校占拠事件の遠因となっているチェチェン紛争にしたところで、ヨーロッパが厳格に「テロは犯罪」という
立場をとらずに「チェチェン人にも人権が」とかワケのわからないタワゴトほざくばかりで、挙げ句にチェチェンからのロシア軍
引き上げ要求までしてるくらいですからねぇ。

 もっとも独・仏の本音は、チェチェン紛争がこじれてロシアの国力が低下し、さらにテロが多発すれば"RexTremedes"プーチンの
失脚もねらえる、というところなんですけど(苦笑

 きわめて「大陸ヨーロッパ的」といえるんでしょうが、ヨーロッパ人とは2,000年前のガリア戦記の頃から人種は入れ替わっても
考え方は全然変わってないみたいですね。
 もう一度カエサルにふんずけてもらった方が良さそうな気が(笑)

>229
 漏れもこのイラストは気に入ってるんですよね、実物を見たことは一度、それもちらっとしか見たことないんですけど。
 これが、あの本で取り上げられてたイラストかー、とは思いました。

 ヨーロッパからの中国への技術流出ほど、当面の日本にとって恐ろしいものはないでしょねぇ。
 人間、自ら開発した「技術」は限界も見えているから謙虚になりますが、他人から与えられた「技術」は限界が見えないから
まるで自分が何でも出来る高等な生き物になったように勘違いしやすいですし。


231:名無し学徒兵
04/11/23 13:33:28
>>230 海の人氏
サルコジ論議をしていたらタイムリーな記事を発見しますた。
URLリンク(finalvent.cocolog-nifty.com)

なるほど、シラク後継のドヴィルパンを出し抜いてのサルコジ台頭ですか。
シラクがドゴール直系(RPR)となると、サルコジはジスカールデスタン派(UDF)なのかな。
まあ何れにせよ日本文化に造詣の深い反日政策を採る政治家よりかは
日本文化に無理解な親米政治家の方が遥かに好ましいですね(w

#ところで「サルコジ」って全然フランス的に聞こえない名前だなぁと思ってたら、
#ハンガリー系移民なんですね。綴りも「Sarcozy」。

"Rex Tremedae">

AC04ですな。(~ー~)ニヤリ

232:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/11/23 21:32:02
>231
 リンク先だと、サルコジとドヴィルパンは補完し合うような仲だと書かれてますね。
 犬猿の仲だと思ってましたので、これは確認してみないといけませんね。

 や~、でも「恐怖の王」ってプーチンぴったりでしょ(笑)

> 救われるべき者を無償で救われる
> 恐るべき御稜威の王よ、
> 慈悲の泉よ、私をお救いください。


233:名無し三等兵
04/11/23 21:38:37
193です。
ふと、思ったのですが、世界は前近代(中世)とG8(ロシアがあれですが)に分かれるるんですかね。
しかし、G8の足並みは揃っていないですね。ここの意見調整の結果が今後の100年に反映されるの
ではと。

米軍のイラク撤退後、欧州はどうするんですかねえ。

234:さいたま右 ◆3vvI.YsCT2
04/11/23 22:25:14
>>225 [( ゚∀゚)<円経済圏は、米がNAFTAを作って、中が多国間外交を始め、ASEANの
要請が始まりで最近やっと目星が付いた所ですか・・・。ただ、之には日・中・ASEANの全ての
国の参加が無ければ外交的な敗北かも・・・しれませぬな(多分、小泉首相はそう考えてない
でしょうが・・・。)。

235:名無し三等兵
04/11/24 07:29:42
//hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1100661368/370
//hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1100661368/374-375
//hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1100661368/388
//hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1100661368/390

時期防衛大綱スレッド>390
>IBRDなりIMFに介入
それも売国への一里塚、されど政官財暴力団の現状は亡国への一里塚で究極の選択なわけですよ。

236:俄将軍
04/11/24 18:09:37
>>234
経済圏も、相対的な大きさと有している資源によって、力関係が決ると考えて
いるのですが、今から円経済圏というのでは、円経済圏参加国が経済的失政
のツケだけを払うだけになりそうな気がしないこともないわけですが。

日本も、中国と対立しては、両国とも共倒れになりかねないのですが、中国
が、反日政策を続けるようでは、如何ともしがたく、将来的には、韓国も、
危ういのではなかろうかと。

列強による中国進出より、日本だけが、突出して目の敵にされているのは、不
自然な感じもするわけですが。

237:俄将軍
04/11/24 18:24:26
冷戦期の米国にとって、軍事的にはソビエト、経済的には日本が、第一の仮想
敵国であり、NATOにはソビエト、EUにとっては。

スミソニアン会議も、円の切上げを求める「ABCD包囲網」に、西ドイツ
も荷担していたわけで、仁義なき弱肉強食の世界。

中国も、西欧列強の植民地化したことを忘れているのではないかと思わせる
政策では、日本以上に、先が暗いような気もしますが。

238:名無し三等兵
04/11/24 21:24:27
【政治】防衛費聖域でない-神崎氏 武器輸出緩和盛り込み否定 11/24
スレリンク(newsplus板)

公明党の神崎武法代表は24日午後の記者会見で、今月末にも決定する新たな
「防衛計画大綱」に関連して「三位一体改革で国と地方が必死に取り組んでいる。
防衛費も聖域であってはならない」と述べ、大綱で防衛費の見直しに取り組むべきだ
との考えを示した。
 神崎氏は「ミサイル防衛(MD)導入で防衛費が増える。その他で費用を削減して
メリハリを付けてもらいたい」と指摘。他国から侵略を受ける可能性が低下したことなど、
時代の変化に応じて組織の合理化・効率化、人員や装備の削減を行うよう求めた。
 大綱に武器輸出3原則の緩和を盛り込むことについては「従来通り、官房長官談話で
明確にした方が良い」と否定的な考えを示した。これまで3原則の例外として認めている
MD関連部品以外の取り扱いについては「個別案件ごとに協議して対処すべきだ」
と述べた。ソース:共同通信
URLリンク(flash24.kyodo.co.jp)

239:俄将軍
04/11/24 23:43:55
>>238
減り張りをつけるということは、福祉削減であれ、やむを得ないということ
ではなかろうか。

別のスレッドにもあったが、責任ある与党の一翼として、宗教団体への課税
などを、是非主張してもらいたい。

240: 名無し三等兵
04/11/27 00:19:53
福祉は大切だと思うけど、どう見ても健常者が障害者手帳持ってる現状とか
(そんなやつに限って手帳見せれば割引が効くと思ってやがる!)
将来的には負担がしゃれにならん構造をどうにかならないものかと・・・

それに、宗教団体とぶっといパイプが溶接されてる公明党はどうにかならんのか!
思想ありきで行動する輩がどれだけ危険かは経験済みのはずなのに・・・・・

241:名無し三等兵
04/11/27 00:43:25
>240
それをいうならば自民党に旧来に変わる支持基盤を与えてやらんと。
小泉が派閥の基盤を全部をぶち壊してしまうようなら、
自民党はますます公明の組織票に依存するようになる。

242:名無し三等兵
04/11/27 04:41:19
ウクライナ情勢について軍板で高レベルな議論しているスレってある?
知っている人がいたらレスをこちらにコピペしてもらえると有り難い。

243:政治学者の卵
04/11/27 08:23:34
>>227
升味準之輔氏の著書も面白いのですが,あれは確か80年代前半までしかなかった気がします.
1980年代以降の自民党の支持基盤の変化等について,きれいにまとまった本はまだない気がします.
お役にたてなくてすみません.

私の書き込みは猪口孝や岩井奉信らが昔やっていた族議員や政治資金についての著書や,そのほかの
記述をまとめて,多少オリジナリティを加えた程度のものです.
このあたりは政治史として扱うにはまだ近すぎる過去ですし,また現代日本政治のテーマとしては
多数の分野に広がりすぎて,論文を書くにはテーマが広すぎるような気がします.

>>240
納税者にとって福祉負担そのものよりは,やはり不正受給者への反感は強いですよね.
このあたり福祉国家の正当性のためには,監視コストをある程度度外視しても
(限界的な監視費用>限界的な不正受給発見による費用削減),不正受給摘発を行ったほうが
よい気がします.このあたりのさじ加減の設定は官僚ではなく,政治の仕事でしょうが.




244:名無し三等兵
04/11/28 15:45:23
海外で笑われているぞ!定率減税廃止案
URLリンク(www5.big.or.jp)

245:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/11/28 15:50:45
>244
 なんか、この種の人たちって、竹中くんが何かやれば「外資ハゲタカファンドが云々」とか根拠のないことをわめき散らしてたのに
今度は「海外の経済人が云々」とか海外のご意見を錦の御旗みたいに持ち出すのね(微苦笑
 あっちから言われてふらふら、こっちから言われてふらふらな、オカラ"ザ・吹き流し"みんす党首と同工異曲なのでは。
 黙ってやらせとけばいいのに、どっちみち沈むか保たせるか二つに一つしかないんだし。

246:名無し三等兵
04/11/29 09:46:39
軍事板 自衛隊削減反対まとめサイト
URLリンク(www.geocities.jp)
軍事板 【次期防衛大綱】防衛庁vs財務省第6会戦【国防】
スレリンク(army板)
軍事板 陸自定員四万人削減
スレリンク(army板)
自衛隊板 [4万人削減]僕と陸自と陸自の生きる道[5千人増員]
スレリンク(jsdf板)
自衛隊板 定員削減ですよおまいら
スレリンク(jsdf板)
ニュ速+板 【政治】「中東~アジア安定に日本努力」「中国軍の近代化に注目」…政府、新防衛大綱概要案
スレリンク(newsplus板)
ニュ速+板 【政治】防衛費聖域でない-神崎氏 武器輸出緩和盛り込み否定
スレリンク(newsplus板)
ニュ速+板 【防衛庁】国土3割、災害派遣即応不可に=駐屯地廃止最大63カ所【非常事態】
スレリンク(newsplus板)
ニュース議論板 【削減】どうなる日本の防衛?!【増強】
スレリンク(news2板)
極東板 日本の防衛力を真剣に考えるスレ
スレリンク(asia板)
アジア+板 【国内】新防衛大綱で不透明要素に中国と北朝鮮明記、政府方針【11/26】
スレリンク(news4plus板)
アジア+板 【国内】「防衛大網」で財務庁戦闘機削減要求、防衛庁「中国等の領空侵犯対処不能に」【11/02】
スレリンク(news4plus板)

247:名無し学徒兵
04/11/29 13:04:02
大綱スレにも書き込んだ内容ですが・・・。

---
財務省の削減攻勢で青息吐息の日本にとって更なる難題登場ですよ。

EU、対中武器禁輸の解除に含み
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
EU対中武器禁輸、来年初めに解除を・仏大統領
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
対中武器売却解禁、日米と欧州の対立強まる
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
防衛庁長官、対中武器禁輸解除に懸念
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
防衛庁長官、EUの対中武器輸出緩和に懸念
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

本当に大陸ヨーロッパ(特に無節操なシラク)は国際秩序形成のガンだな。
日本側も「concerned(関心を有している)」なんて奥歯にものが挟まった表現ではなくて
堂々と「EUの武器輸出解禁は日本の安全保障に対する明白な挑戦だ」って言い切ればいいのに。
もはや頼みはブッシュとライスの強硬姿勢だけか・・・?

台湾、日米韓の安保協力を呼び掛け
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

本当に解禁されたら日本も武器輸出三原則を撤廃して台湾に兵器を供与でもしないと
極東の軍事バランスを維持できなくなるぞ。東南アジアにも梃入れが必要だろうし。

248:名無し学徒兵
04/11/29 13:10:01
「ひげの隊長」講演、急きょ中止=奥大使ら追悼イベントで早大
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

 昨年11月にイラクで殺害された奥克彦大使=当時(45)=、井ノ上正盛書記官=同(30)=の
1周忌のイベントで、イラクに派遣された「ひげの隊長」佐藤正久1等陸佐の講演が、会場を提供する
早稲田大学の判断を受け、急きょ中止されたことが26日、分かった。早大広報課は「イラクへの自衛隊
派遣が国論を二分する議論になっており、慎重に対応することにした」と説明している。
(時事通信) - 11月27日6時3分更新

---
日本のアカデミズムって奴は・・・。
神戸大五百旗頭ゼミの話でもそうだったけど、「学問の自由」って随分恣意的なんだね。

249:名無し三等兵
04/11/29 16:40:17
>>248
私学だし、学問とは関係無いイベントだし、別に良いんじゃない?
そもそも早稲田だし

250:名無し三等兵
04/11/29 18:40:08
(-@∀@) 日の丸君が代も国論が二分している。
       早稲田は配慮して日の丸を掲げず君が代も演奏すべきではない!

251:名無し三等兵
04/11/30 02:46:54
>>248
五百旗頭センセのとこ、何かあったの?

252:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/11/30 12:25:12
 ザワヒリタソの、いかにも「選挙前に収録しました」と言わんばかりにわざとらしく「どちらの候補が勝とうとも」とか言う、いいわけじみた
ビデオメッセージを見ながら、あの裏で

ラディソ:「ザワえも~ん、大統領選挙に冷や水浴びせようと思ってどかんと一発やったら、ブッシュに追い風になっちゃったよ~」
ザワヒリ:「ラディ太くんは、しょうがないなぁ」

とか言いながら、「ラディソって、やっぱりブッシュと裏で手結んでんじゃねーの」とかぶつくさ言ってる強硬派に向けて「何を今更」な
メッセージを吹き込む姿を思い浮かべて微苦笑してしまターリ。

253:名無し三等兵
04/11/30 12:43:01
食料自給率、なぜか16%アップ 食べ残し除いて再計算
URLリンク(www.asahi.com)

おまいら食事は残さずちゃんと食べろよ。

254:俄将軍
04/12/01 07:31:53
>>253
……日本の財政というのは、実質的には、長銀、日債銀よりも、無茶苦茶に
なっているということで、先送りに必至ということなのだろうか。

だとすれば、現在の日本の株価、土地価格などを考えると、日本経済の未来
というのは……。

255:俄将軍
04/12/01 08:04:34
>>242
【緊張】ウクライナ ドンパチ導火線【内戦】
ttp//hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1101392412/l50

上記のスレッドにて、ウクライナ情勢に関しての議論が。

256:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/12/01 09:28:10
 ウクライナの議会で、野党の連中がわけのわからん議案だして否決された挙げ句「可決されるまで提出し続ける」とかゆってる
わけだが、これって議会制民主主義を議員自ら否定しちゃいました、とかいうマヌケ面さらしてることになってるのに、野党の連中は
気がつかないんだろなぁ。
 つうかEUのブタどもは、手先の行動を通じて自ら議会制民主主義を否定しちゃったワケなんだが、どうするつもりなんかなぁ。


257:名無し三等兵
04/12/01 12:40:44
>>256
切り捨てるに決まっているでしょ。
ロシアみたいに統治する苦労はいらないんだから>EU

混乱したら、「危険だから監視団やアドバイザは撤退。EUは非民主主義的行為を非難する」とか何とか。


258:名無し三等兵
04/12/01 12:59:03
>>256
ユーゴ分裂の責任を感じてないんだもん
米帝以上に国益まるだしかと


259:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/12/01 15:22:57
 やっぱり、どう考えても「後はポイ捨て」パターンだよなぁ。
 ヤンキーはアフガンとイラクで手一杯で、これ以上、よけいな紛争は抱え込みたくなさそうだし。

 それにしても、EUの手先になってる西部の連中って、このまま分離が決定されたら、結局貢ぎ先がロシアからEUに変わるだけで
見栄えのいい「農奴」である立場には何らの変更もない、ということがわかんないのかなぁ。
 どう考えても、黒海に啓けていて、しかもソヴェト時代からの重要なコンビナートが存在する東部の方が、分離独立した場合に
立場も重要性も増すと思うんだが。

 げに売国奴というのは度し難い。

260:俄将軍
04/12/01 20:16:23
「ウクライナの冬」になるのか、分裂するのか、不明でありますが、分裂した
場合、西部は、単に貧しくなるだけのような気もしますが、東部は、親ロシ
アということで、逆に安定するということもあるのか。

どのような国境線が引かれるかというのが、最大の問題ではないかと思うわけ
ですが、チェコとスロバキアという形になれれば、まだマシな方なのかも。

261:名無し三等兵
04/12/01 23:01:05
>>259
ウォーラーステインは、ロシアの専制は、専制だからこそ達成できる半辺境、被搾取地だったから、としているようですぜ。
まあ、いまだにそう言う地位と見られているんでしょう。

>>260
分離したら、今度は経済が悪化しますって。
合体ならともかく、今まで統合していましたから。
解体による経済悪化に、EUが支援してくれるわけでもないでしょうし。

上まあ半辺境認識の対象であればなおのことだろうか(苦笑

262:俄将軍
04/12/02 12:20:41
>>261
ロシアの民主化からの逆行コースを懸念するのは分るのですが、落しどころ
を間違え、ウクライナが、東部、西部に分離するような事態になれば、西
部の将来の構想というものに、如何なるものを描いているのか、西部の
中の人に聞いてみたい気もしますが。

263:名無し三等兵
04/12/02 14:00:56 OTwnps1e
国内ネタはすれ違いですか?

防衛予算も聖域なし…首相、来年度削減方針を表明
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

264:名無し三等兵
04/12/02 14:17:57
EU加盟だけでそ

265:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/12/02 18:22:41
 なんか相変わらずマスゴミが恣意的な報道してるけど、別に同意事項に基づいて暴徒の群れによる脅迫を辞めるワケじゃなくて
週末に備えて一時的に休息と再補給させるだけだろ。
 

266:名無し三等兵
04/12/02 18:58:06
>>263
経団連が防衛力削減に苦言を呈しているから、この削減も
丸投げされるだろう。大体、首相が「思い切ったことをやる」と言っても
改革出来たのは、首相就任前から策を練っていた郵政問題くらい。

267:名無し三等兵
04/12/02 19:29:18

政治学者の卵って奴はアホなのか。米国債なんて売れるわけないだろ。
可能か不可能かでいえば、間違いなく不可能。
財務省が毎日のように円高警戒を発令してるのをしらないのか。

特に>>172はアホすぎる。日本が買った米国債は日本にはなく、アメリカが管理してるっつうの。
実質的にも売れないし、売る意味もない。(円高で輸出があぼーん)間違いなく紙くずだ。

>あと日本政府が大量に購入するのは為替介入の結果,ということも忘れちゃならない.

それ以外になんかあるの?誰でも知ってるよ。

268:名無し三等兵
04/12/02 19:48:35
ご高説ですな!  続きはないのですかw

269:名無し三等兵
04/12/02 19:54:53
思いやり予算等を
米国債で払うのも
だめなのかな?

270:名無し三等兵
04/12/02 20:54:40
別に利子ついて戻ってくるんだし、早急に売りはらわなアカンって事は無いと思うけどなぁ。
対外債権はあるにこした事ないと思うけど・・・。
それとも、米国債は近い将来紙屑になるという観測なんかな。

いまいち経済はわからん

271:名無し三等兵
04/12/02 22:33:09
>>270
米国がインフレ政策を選択すれば、日本の購入した米国債の価値はどうなるのかといえば。

かつて橋本元首相の発言がありましたが、日本国が米国債を早急に売払えるわけはなく。

外国が日本企業の株式よりも、日本国の国債を購入を優先するわけはなく。

大日本敵国の戦時国債は紙くずになりましたが、株式は全てが紙くずにはなりませんから。

現時点で帳簿上では辻褄があったとしても、将来も辻褄があっているとは限らないのです。

272:名無し三等兵
04/12/02 22:48:52
米国債は「強いドル」を掲げる共和党政権の間に少しづつ返してもらう他無いな。

273:名無し三等兵
04/12/03 03:18:17
>>267
藻前アホだろw
>>173に、売ろうと思えば売れるけど円高になる(から実質売れない)…って内容のことが書いてある。
しかも>>172に為替介入以外の米国債購入について書いてあるのに>それ以外になにがあるの?とは。

>>167みたいな香具師が経緯(円高回避の為替介入、民間のリスク回避)も弁えずに米国債保有を批判する(N速あたりだと、日本は米国の属国だとか言ってる輩の挙げる根拠となっている)から>>172-173になってるわけで。

274:名無し三等兵
04/12/03 07:58:58
為替介入は輸出産業への税金補填という考えかたもある一方。産業保護どころか史上最高の利益をあげている企業もあり。

最終的に投入した税金というのは国民が負担することは間違いなく。さらに外国人労働者の受入れなど提言されるようでは踏んだり蹴ったり。

275:274
04/12/03 08:26:13
米国債は利子にいたるまで米国債の借換えによって支えることで先送りされながら。インフレによってとけていくのです。

デフォルトまで至らなくても債務削減利払停止など。借りた方が返すことに拘っていないという素敵債権。

276:名無し三等兵
04/12/03 18:48:42
>>251
URLリンク(www1.jca.apc.org)
URLリンク(www1.jca.apc.org)

277:某ねデ研 ◆dZZeRoGg8M
04/12/04 19:15:07
>276
ま た 基 地 外 か

278:名無し三等兵
04/12/04 20:19:47
>>263
国内ネタはこちらでどうぞ

【新防衛大綱】防衛庁vs財務省【第7師団ピンチ】
スレリンク(army板)

「潜水艦なんて必要ないわ」by片山主計官
スレリンク(army板)

279:名無し三等兵
04/12/04 21:22:42
>>263>>278
国内ネタでも防衛大綱が絡まない奴はこっちでいいでしょ。
元々は防衛大綱スレでスレ違いだった議論用に分派したんだし。

280:名無し三等兵
04/12/05 05:01:40
>>276
教えてくれてthx。
やれやれ、マスゴミと教育界はヤツラの巣ですな。

281:名無し三等兵
04/12/05 16:12:50
大綱スレで教育政策と予算の話になっていたので転載。

983 :81式●VNMI ◆TYPE81vZyU :04/12/04 22:58:04 ID:???
>>980
でも、やっぱり、エリート教育の基本は、文学(古典)、史学、
あと古代文明言語(ラテン語、ギリシャ語、中国語とか)だと思うんデスよ。
テクノクラートは今の養成法でいいデスから・・・
今の、実用学問(法学、経済学、工学)エリート、つまりテクノクラートによる支配
というのは、アレデス。イデオロギーの無いソ連みたいな感じになると、もう、
どうしようもないデスからね。


986 :名無し三等兵 :04/12/04 23:27:26 ID:???
史学は当然、文学もまあ良しとして、古代文明言語はどうでしょう?
それがエリート教育の一環であったのはある種の実用学問として及
び実用学問であった伝統の残滓としてですよ?

江戸期あたりまでの日本においての漢籍=大陸の進んだ医学(漢
方)、文化、兵法、歴史等に関する書物を原文で読む為の必須教養
つまり今の英語に相当

戦前の欧州におけるラテン語=宗教改革以前の教会の統一言語で
ありそれ以前の教会の書籍、公文書、記録等はほぼすべてラテン語。
中世の教会の世俗権力への影響力は大きく当時の条約文等もラテン
語多し。早い話が昔の記録をひっくり返すにはラテン語の教養が必須
だった。又大学教育の原点は教会にありその伝統の残滓もあり。

282:名無し三等兵
04/12/05 16:13:48
989 :名無し学徒兵 :04/12/05 00:17:01 ID:???
>>983
エリートとテクノクラートって二分法的に分けられるのかなあ。
問題群の高度化・複雑化が進む中でリーダーにもある程度の専門性は欠かせないし、
逆に専門家にとっても1つの分野に通じているだけで問題に対処できるほど楽な時代ではないはず。
アメリカの高等教育なんかを見ているとジェネラリストとスペシャリストを
それほど区別しているようには見えないし。


47 :81式●VNMI ◆TYPE81vZyU :04/12/05 01:18:51 ID:???
前スレ
>>986>>989
なるほど、そうとも考えられるのデスね。
ボクは、常識を養成するために、古典を原典で読まなければならないと考えてそういう
結論をしたデス。そういった意味で、古代文明言語は史学、文学の為に必要になると
考えたのデスけど・・・

ただ、やっぱり、エリートには文学、史学といった金にならない知識が必要だとは思う
デスよ。もちろん、専門性もあるに越したことはないと思うデスが、大局を見る人間は、
正常な理解力こそ重要であって、専門性は専門家に依存する事がボクは可能だと、
考えるデス。

ただ、限りなく、専門家側になりそうなボクが言うのもアレなんデスけどねw

283:名無し三等兵
04/12/05 16:14:35
52 :名無し学徒兵 :04/12/05 03:12:13 ID:???
>>47
>専門性は専門家に依存する事がボクは可能

専門家に頼るにも本人にもある程度の専門性がないと使いこなせないと思うよ。
一番分かりやすい例では経済政策が挙げられるけど、自民党のセンセイ方で
経済財政諮問会議の学者委員(吉川教授と本間教授)の言ってることが分かる人って
どれくらいいるか疑問なんだよね。それどころか幼稚な反発をしてる議員もいる有り様だし。

官僚についても今問題なのは正常な理解力もそうだけど専門性の欠如もある。
財務官僚のマクロ経済運営にしても防衛予算査定にしても、経済学や防衛学をどれほど
理解した上でやっているのか。経済学の修士号も持たない連中が国の経済運営を
任されているのかと思うと寒気を覚えるよ。


53 :名無し三等兵 :04/12/05 03:19:16 ID:???
>>52
結局、国民レベルでの教育問題に行き着くよなあ、それ。
ゆとり教育とか、国旗国家でもめてる場合じゃないな、ホント。


56 :81式●VNMI ◆TYPE81vZyU :04/12/05 03:27:26 ID:???
>>52
なるほど・・・
現代の複雑性に19世紀までの考えが追従できない点はそこにあるかも知れないデスね。

きょうび、企業の、いわゆるビジネスパーソンといわれる人々にMBAやその他が要求
されるのはかかる理由が存在するがゆえにと、理解出来るデス。

難しいデスね、国防は・・・ 重要デス。しかし、個人的に言わせてもらうならば、教育は、
次世代を形成するという意味でそれ以上に重要な風にボクは思えるデス。

284:名無し三等兵
04/12/05 16:15:17
57 :名無し学徒兵 :04/12/05 04:01:03 ID:???
>>56
イギリスの大学も頑張って古典的教養教育を維持しようとしてきたけど
社会の複雑化のせいで実用的な教育プログラムの比重が増してると聞くしね。
ただアメリカの大学は一見実学主義に見えて実はliberal educationを重視していたり。

MBAはちょっと特殊みたい。企業で働いている人から聞いた話だと
「MBAに行くより仕事を続けた方が勉強になる、ただ有名大MBAは人脈作りに役立つ」
だそうな。まあファイナンスみたいな分野では話は別だろうけど。

教育も国防も10年20年単位の政策だからねえ。長い目で見ないといけないのに、
どうやら日本という国は即効性の見込めない事業には金を出したくないらしい。
URLリンク(www.mext.go.jp)
教育に対する公財政支出の対GDP比で日本はOECD諸国中最低だそうで。
何だか防衛予算の対GDP比とダブって見える・・・。

>>53
未だに教育改革がイデオロギー論で語られるんだから嫌になっちゃうよね。
教育基本法改正にエネルギーを注ぐくらいなら日本の国際競争力を高める
方策を考えろっつーの。


59 :名無し三等兵 :04/12/05 04:33:02 ID:???
>>57
となると、日本の歳出の主力は一体何なんだろうね?
社会保障費率もスウェーデンには遥かに及ばないし。
・・・防衛費増やせないかとアメリカの財政を参考にしようとしたが、
アメリカでは救急車を呼ぶのに高額の金を自己負担させられたり、保険の
利用できない医療過程があったりと日本よりかなりドライ(冷たい)な
システムで、細部は州によっても異なるし、あまり参考にならなかった。

285:名無し三等兵
04/12/05 16:16:08
60 :名無し三等兵 :04/12/05 06:05:57 ID:???
>>59
主力は過去の借金の返済です。
それと、何にも考えなかった年金の支払いがそろそろ
膨らんできます。
医療費も、実質死んでいる人に 患者の家族が来るまで
どうにか保たせてください、なんていうワケワカラン依頼が無くなるだけでも
大分節約できます。

つまり、団塊の人達の年齢が上がるたびに
歳出の主力は変わっていくわけです。


61 :名無し三等兵 :04/12/05 08:04:26 ID:???
違う。正解は「政府予算の規模自体が先進国比で低い(=同様に税収も低い)」。
日本は軍事はもちろん教育の機会均等にも福祉による弱者救済にも不熱心。
例外的に多いのは公共投資だがそれも景気対策で一時的に急増しただけ。
政府予算という点では日本は昔から小さな政府だった。


----
転載終了。政治学者の卵氏の意見を聞いてみたい気がする。

286:素人ですが、、、
04/12/05 17:08:00
欧米のラテン語、古典、宗教は
新人社員への企業文化の継承のように
新人官僚候補への文化風土継承では?
過去を延々と(怒られちゃうかな)論議しあうことで
自分なりの視点を持たせているんでしょう。


287:名無し学徒兵
04/12/05 18:27:13
<憲法改正草案>大綱素案、白紙撤回へ 策定作業が大幅遅れ
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
<憲法調査会>「参院直接選挙は維持」「脱政党化」が課題
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
自民憲法調査会 大綱取りまとめ暗礁 参院 猛反発
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

内閣と立法府の制度設計、妙なことにならないといいけど。
閣僚を衆議院議員(ないし立候補者)に限定するのってはどうもなあ・・・。
民間人や学者から優秀な人材を引っ張って来られなくなるのに。
まあアメリカ式にウェイトの高い首相補佐官で固めるのも一つの手だけど。

一方で参院が否決した法案の再議決要件を過半数に下げたのは正解だね。
現状の2/3だと参議院が衆議院に対して立法上の拒否権を持ってるのと同等だから。
それに対しても参院議員が反対しているのはちょっと勘違いな気がする。
「脱政党化」「脱カーボンコピー」を目指すのなら現状の政治化された
参議院をどうにかするしかない訳で、それには参院が法案の採否の最終決定権を
握らないことが鍵となる。「再考の府」は「決定の府」であってはならないってこと。

いずれにしても最近の制度工学の理論に沿った改憲案になるといいんだけど。

288:名無し三等兵
04/12/06 16:16:12
浮上

289:名無し三等兵
04/12/06 16:19:31
首相「悪いことではない」・陸自幹部憲法草案
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

290:名無し三等兵
04/12/06 16:20:23
首相「悪いことではない」・陸自幹部憲法草案
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

291:俄将軍
04/12/06 23:48:42
エリート教育も、各国とも、歴史的経緯があるわけですが、何の為に、エリー
ト教育を必要としているかを考えてみると、日本の優先順位というものは、
あるものなのでしょうか。

292:政治学者の卵
04/12/08 02:37:21
おひさ.

>>285
日本の財政規模対GDP比は確かに伝統的に小さいです.軍事費込みでアメリカと同規模かな.
除いたらもう少し大きいですけどね.ということで,この場合は61氏の方が正しい.
歳出のかなりの規模を国債償還費が占めてるのは事実だけど,歳入のほうも国債がかなりの割合を占めてるんでね.
だから逆に言えば「40兆しか歳入が無いのに,80兆も使うのはおかしい」というよくある指摘も変.

ただし末期患者に対するターミナルケアが保険財政を圧迫しているという指摘は正しい.
平均寿命の延びによる高齢化そのものが保険財政を破綻させてるわけじゃない.
問題は死ぬ寸前の数週間に,たった数週間か数日間寿命を伸ばすために莫大な額の医療費が
投入されていることだな.だから医療費の増大は人口高齢化のため,というのは終末医療で
あこぎに稼いでいる医師会のプロパガンダに近いと思う.

293:政治学者の卵
04/12/08 02:54:04
>>284
>>名無し学徒兵氏
アメリカの大学は,学部レベルでは大して専門的なことをやりません.本格的に専門をやるのは
おそらく大学院に行ってからなので,liberal art的な傾向が強いと思われます.
(と書いたが,おそらく読まれないだろうね(苦笑)

エリート教育すか?俺はあんまり古典を重視しないほうですね.古典を完璧にマスターしていたはずの
エリートに統治されていた隣の国(CとかKとか)の末路を見ると,古典の教養ってなんだろう,という気が.
あと古典の教養はうまく生かされる一方で,つまみ食いされて自分のトンデモの正当化に使われる場合も
多々ある気がしますね.

どちらかといえば,現在主流の法務官僚には古典よりは自分の担当する分野の技術的な専門知識,
(建設だったら技官や族議員に対抗できるような,金融だったらハゲタカファンドに対抗できるような(w),
あと数字を読む能力を身に着けてもらいたいかな?統計が頻繁につくウソを見抜けるような.

294:俄将軍
04/12/08 02:56:50
>>291
>日本の優先順位というものは、

「日本独自の優先順位というものは、」に修正。

>>282
>あこぎに稼いでいる医師会のプロパガンダに近いと思う.

日本医師会は、暴力団そこのけではないかと。

295:政治学者の卵
04/12/08 03:04:21
というわけで,エリートに関しては名無し学徒兵氏に近いですな.

ちなみに財務を中心とするキャリア官僚の多くは経済や行政学の修士号を持ってますよ.
連中のかなりの部分は国費で海外の大学院に留学してるんで.ただ問題なのは,留学させる際に
「お前,あれについて勉強して来い.そのかわり帰ってきたら,関連する仕事を任せるからな」
というようなことがないことですね.あんまり人事と絡めて派遣していない.
通産でアメリカに留学してたとえばNAFTAについて修士論文を書いたのに,戻ってきたら
ぜんぜん関係ない中小企業対策に配属された,という例をよく聞きます.

296:政治学者の卵
04/12/08 03:09:09
>>294
まあ,政治学をやった人間は医師会のせいでふつう医者不信になりますね.
まだ民医連のほうがましかと(w

297:俄将軍
04/12/08 03:30:03
>>295
政策担当者に、知識がなければ、意味がないのではないか、というのが問題な
のではないかと。

人事ということになると、内向きの論理が、優先するのか。

>>296
選択肢になっていると思えないところが、凄いところです。

医者といえば、知的階級のはずなのですが。

298:素人ですが、、、
04/12/08 08:09:41
その状況を利用するにせよ、
爾来踏まないように避けるにせよ改革しようとするにせよ
現状を前もって知ることは意味があるということでしょう。


299:名無し学徒兵
04/12/08 12:29:00
>>293
ちゃんと読んでますよ(w

アメリカの大学はカリキュラムを見たことを見たことあるので多少知ってる。
日本だと専門の単位が全体の過半数に達しているけどアメリカのmajorの単位は
全体の1/4少々だね。だからこそdouble majorみたいなことが出来るんだろうけど。

>自分の担当する分野の技術的な専門知識
主計担当官には予算査定の専門的トレーニングを受けてほしいなあ。
以前アメリカの議会予算局が出した米軍装備の長期整備計画を見たことがあるんだけど
あれだけの専門性を以て大綱や中期防の予算折衝に臨んでほしい……。

>>295
ああ、人事院留学がありましたね。やたらとKennedy School of Gov'tに行くという(w
財務や日銀だとPh.D.留学する人もいるそうで。

300:名無し三等兵
04/12/08 19:50:00
>>273
アホはお前っての。>売ろうと思えば売れるけど
アメリカに保管されてるのに売ろうと思えば売れるって馬鹿じゃねえの。

話すりかえるなよ。誰も民間の米国債購入の話なんかしてないし。民間が何しようが勝手でそんなことを
議論する事に何の意味も無い。政府の膨大な為替介入の話をしてるんだ。

貿易黒字があれだけ増加すりゃ円高になるのは当たり前だし、先進国なのに輸出依存って体質にもっていこ
うとするところが間違ってるんだよ。日本における貿易がGDPの高々一割ってのもしらんだろお前。
日本は外需主導国ではなく、内需主導国だ。

典型的なN速厨だなお前。レベル低すぎ。

301:名無し三等兵
04/12/08 19:51:41
>>273
③日本の巨額な赤字財政を続けられるのはなぜか。日本の巨額な預貯金と、巨額なドル
建て債券が、国家の財政赤字の穴埋めに使われているからアルゼンチンのように円は
暴落することがなく、かえって高くなっている。日本が経常収支で黒字の間は財政も破綻することはない。

しかし米国が経済破綻してドルが大暴落した場合、日本経済にも破綻がやってくる。
中国も対米黒字国だが日本とは違ってユーロへのシフトは確実に進んでいる。
対米黒字をユーロでヘッジしておけばドルの暴落も回避できるが、日本の政府・日銀は
米国の脅しによってシフトができない。ならばせめて民間だけでもドルからユーロへシフト
しておくべきだ。

米国はそれを警戒して日本の金融機関を米国の資本で買収しようとしている。
小泉首相や竹中金融大臣が日本の銀行や生保を米国に売り渡そうとするのも、日本の
民間資金のユーロシフトを恐れているからだ。最終的には最大の金融機関である郵貯も
民営化して米国へ売られる。しかしそんなことをしてもその前に米国は破綻する。

コロンビア大学スティグリッツ教授(ノーベル賞学者)


302:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/12/08 21:26:53
 オランダ&ヨリたんグッジョブ!!!

武器禁輸解除は見送りへ EU、中国が首脳会議
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

> 1989年の天安門事件以来約15年間、EUが続ける対中武器禁輸問題で、EUがどれだけ解除に前向きな姿勢を示すかが
> 焦点だが、議長国オランダのボット外相は会議直前に「解除の時期ではない」と述べており、今回は解除決定は見送る見通しだ。


303:政治学者の卵
04/12/09 07:57:08
>>301
ステイグリッツはあんまり信用できないなあ.彼の発言って相当陰謀論に犯されてるよ.
麒麟も老いては駄馬にも劣るってやつ.クルーグマンのほうがよっぽどまし.

後学のために,日本政府が買ったアメリカ国債は,アメリカ政府が保管してるから売れない
ってやつ,2chじゃ時々見るネタだけど,ソース教えてくれない?

ちなみに
>>日本における貿易がGDPの高々一割ってのもしらんだろお前。
というのは間違いだね.貿易ってのを輸出入額の対GDP比で考えるのであれば(貿易依存度の計算法としては一般的)
輸出入の順調な成長のために昨年度はめでたく20%を突破.戦後でもまあまあ高い水準.でもずっと15%は越えていたはず.

あと,日本の政府部門が巨額の財政赤字をもっても長期金利が上昇しないのは,貯蓄の多さとデフレ期待のせいなのは
よく言われるけど,”巨額のドル建て債権”でもって赤字財政を埋め合わせるってどういう意味?
ドル建債権を持ってるのは政府のこと?(持ってるのは知ってるけどね).つまり日本国内で低金利で資金を
(国債で)調達して,アメリカの(より高金利の)国債に切り替えて,利ざやで稼いでるってことかな.
だとしたら,僕らはぜんぜん財政赤字なんて心配する必要がないわけだ.だって,誰も銀行の預金量が多い
(つまり,銀行が多くの預金者から金を借りてる)からって,誰も心配しないもんね.


304:海の人 ◆STEELmK8LQ
04/12/09 10:14:39
 ラムの八百長ミエミエのガス抜きパフォーマンスなサル芝居は、さすがに鼻につきますな。


305:名無し三等兵
04/12/09 17:09:55
>>303
それに関連して、切り込み隊長が「ドル独歩安」と題して何日か前に面白いこと
書いていたな。

306:俄将軍
04/12/10 02:24:34
スレリンク(army板:173-179番)
スレリンク(army板:183番)

『「潜水艦なんて必要ないわ」by片山さつき主計官』スレッドにて、猟官制の
話がでていたので、各国の政治体制と、以前話題になったエリート教育につ
いて考えてみたり。

>>302
EUに、中国への武器輸出解禁などされては、流石に、洒落になりません……。

307:名無し三等兵
04/12/10 06:44:35
>>306
参考までにFAQにおける戦前日本の官僚制の問題点についての問答で、
後半が猟官制について書かれてます。
URLリンク(mltr.e-city.tv)
↑まあアメリカの猟官制が制度疲労を起こし、どう改革されたかということですがね。

308:名無し三等兵
04/12/10 06:50:01
>>307
すんまそ、上、URL書き替えておきます。
URLリンク(mltr.e-city.tv)官僚

309:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/10 13:13:30
>303
URLリンク(www.stat.go.jp)

310:政治学者の卵
04/12/10 17:11:08
だから,一般的な貿易依存度の定義は(輸入額+輸出額)/GDPって書いたでしょ.
309のリンク先の資料に寄れば2002年度で18.8%.ちなみに2004年度(のおそらく推定値)は
輸出総額は61兆2,090億円で前年度比9.2%増,輸入総額は50兆3,360億円で前年度比12.3%増.
2003年度の名目GDPが501兆2535億円なんで,22%程度だね.

参考資料
URLリンク(www.jftc.or.jp)
URLリンク(www.nikkei.co.jp)

311:& ◆nIZF4darUM
04/12/10 17:20:24
>>306
猟官制は結構問題ありだとは思いますけどね.
今回の例の財務省主査のような人物が猟官制の結果排除されるかといえば,むしろ増えるのではないかと.
彼女にしても,官邸の支持ないし(少なくとも暗黙の)了解がなければ,あそこまで突っ走りはしなかったでしょう.
その意味で政権中枢の意を汲んで動いているわけであるし,それに専門知識の欠如に関して言えば,
猟官制(特に日本の現在の情況の下では)で簡単に是正できる状況ではないと思いますね.


312:政治学者の卵
04/12/10 17:23:35
ちなみにアメリカでも主査クラスの官僚は任命制ではなく,内部昇進組みですね.
政権により任命されるのは,局長および局付審議官レベルから.

ただ日本の財務省とは異なり,主査クラスの官僚にそこまで政策権限はないですけどね.
(日本のキャリア官僚の中でも,財務省主計局主査の権限は以上に強い)

313:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/10 18:00:59
日本の財政赤字については,
URLリンク(rssnbl.at.infoseek.co.jp)
上を参照する事をお勧めいたしまつ.

さて,財務省の大規模為替介入について駄文を連ねてみまつ.
ところで,何故財務省は為替介入したんでしょうね?

並べてみると…
1.アメリカでのFRBの大型量的緩和によりドル安が進んだ事に対する対処。
まぁ,景気が良ければ,自国通貨が相対的に上昇してもそんなに問題にはならないけれども,
景気が悪い時にこれやられたらどうなるかといえば,90年代の1ドル100円
を割っていたころを思い出せば…ねぇ…

2.日本自体の景気の悪化に対する対処.
まぁ,ITバブルの崩壊,日銀のゼロ金利解除にともなう悪循環が開始していたころでしたから,
何らかの景気回復策を打つ必要があったのは言うまでもないでせう.
というか,コレが最も重要だったり.

そして,景気回復策として槍玉に挙げられたのは,,,
(1)財政政策
読んで字のごとく財政拡大.亀井さんとか主張(藁
ただ,小泉さんの構造改革路線(藁)とはかけ離れている為,こんな事できるわけがない.

314:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/10 18:01:39
(2)金融緩和の拡大,或いはインフレターゲットの導入
参考文献
「ESRI-経済政策フォーラム」第一回「金融政策の課題-更なる金融緩和を巡って」(概要)
URLリンク(www.esri.go.jp)
黒田財務官がインフレターゲット導入と金融緩和の拡大を主張する論文をフィナンシャルタイムズ
に寄稿したのがこの時期に当る.
ちょうど,日銀総裁の交代時期に当っていた為,中谷氏を日銀総裁にしようという動きがちこっ
と盛りあがった.
これでどうなったかというと,中途半端な事しかできない福井氏が日銀総裁になって立ち消え
しますた。

(3)為替介入という方法で金融緩和の拡大を図る
この手法は,ラルス・E・O・スベンソンが提唱した.原文は,
URLリンク(www.imes.boj.or.jp)
概略は,
URLリンク(www.math.tohoku.ac.jp)
非不胎化(細かいとこには触れないでつ,つかわからん)であれば,為替介入には金融緩和と
同等の影響がある.実際にベースマネーは大幅に増加した.

で,結局できる事は(3)のミニチュア版だけだったんですねぇ.
結局アメリカから文句がくるまでしかできなかったものの,景気悪化をある程度食い止めること
には成功したんじゃないかな.この点では,財務当局ある程度努力したといえる.
何せ日銀はろくすっぽ仕事せず,財政拡大は橋本政権の時にやった財務当局による財政赤字
問題キャンペーンにより不可能.
財務当局にできる事は一つだけ.

ちなみに,もうちょっとわかりやすい文章を紹介すると,
最近の国内景気動向
内需主導の景気回復への転換は困難、デフレ克服に至らない可能性大  今村 卓 2004/03/24
URLリンク(www.marubeni.co.jp)
コレぐらいですかね.

315:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/10 18:05:15
>301 政治学者の卵氏
日本と欧米や他のアジアの国々と比べてみてください.
日本の貿易依存度はそんなに大きくないですよ.
日本の事を貿易依存度が低い事を理由に,経済学用語での
「小国」であると主張する論者が存在していたりしまつ.

ま,ご参考までに.それと,輸入と輸出をたして貿易依存度
を語る人は非常に少ないですよ.

316:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/10 18:06:22
う、上のアンカーは
>310のミスですた.失礼しますた.

317:名無し三等兵
04/12/10 23:08:14
>>315
数字だけみれば依存度が低いのには賛成だが、問題はその中身では。
要するに、機械における油みたいに「無くなると回らん」ではないかと。

もっともコストさえ度外視すれば、いくらでも必需品は輸入できると思う。
そこが途上国と先進国の分かれ目。

318:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/11 00:01:21
>317
そうでつね.というか自由貿易に賛成なわたしとしては,
貿易依存どひくいぞゴルァ-な気分ではあったりするのですた.
「基本的」には比較優位を信じている私としては,
現状の日本の状況には不満があったり.

>コストさえ度外視すれば、いくらでも必需品は輸入できる
たしかにそうでつし,緊急時になった場合は国民の生活は制限
されるでせうから,普通に言われているほど貿易不全になった
後の日本が脆いとは思わないでつね.
そして,貿易による利益(安価な他国製品の輸入)を考えるなら,
随時貿易のできるだけ世界が平和になっているように努力する
方向に向かってほすぃと考えておりまつ.
非常時の問題は備蓄と輸入先の分散で.

319:俄将軍
04/12/11 01:06:42
日本で、猟官制を採用した場合、何処で、誰が、政策を立案するのか、猟官制
で、何を変えようとしているのか、ということになるのでしょうか。

米国の場合、シンクタンクが、政策を競っているようですが、日本は。

320:名無し三等兵
04/12/11 02:01:18
>>311
暗黙どころか、国会中継で全国に向けて援護射撃してるし。そもそも小泉の持論だし。
「この年」狙ってたとしか思えないタイミングといい、防衛族の足並みと言い、官邸主導は明らかかと。


321:政治学者の卵
04/12/11 02:30:53
>>315
いろいろと資料をありがとう.あとで読ませてもらうね.

まずはとりあえずのコメント
1.財務省の為替介入が,実質インフレ政策なのではないか,という指摘は苺でも出てたね.これには賛成.
2.俺は別に日本の貿易依存度が周辺諸国と比較して大きいとは言ってないよ.通常経済規模の大きな国は, 貿易依存度が小さくなる傾向があるし. 
 貿易依存度の定義だけど,政治学と経済系では違うのかな?政治系(特に福祉国家関連の議論)ではこっちが普通.
3.>日本の事を貿易依存度が低い事を理由に,経済学用語での「小国」であると主張する論者が存在していたりしまつ.
 これは?かな.経済学用語での「小国」の定義はプライステイカーであることでしょ.日本の経済規模がインドネシアなみならともかく,
 日本のような経済大国(GDPは東,東南アジア全体の半分を占める)の動向が,国際的な資本,財の価格に影響を与えないとは考えにくいのでは.
 アジア通貨危機にしても,円が95-97年の間に50%も切り下がったことが一因として挙げられるくらいだしね.

322:政治学者の卵
04/12/11 02:40:59
不胎化の説明
まず財務省が為替介入して手持ちの円をドルを交換 → 買った相手の手元には円が,財務省の手元にはドルが残る
→ 相手の手元の分だけ,市場に流通している円の額が増える.

不胎化しない場合
そのままほっておく.その場合,市場に流通している円の量が増加するために,金融緩和と同等の効果がある.
(つまりはインフレ政策)

不胎化する場合
この場合には,財務省が手持ちの証券等を売却した円と同規模売却(証券の流通量↑円の流通量↓).
その結果,財務省の手元には円が戻り,市場で流通する円の量は介入前と同等となる.
  

323:名無し三等兵
04/12/11 03:27:14
>>314
 過去にインフレ・ターゲットって成功した事あるのかな?
 なんか、軍人誰もが夢見る包囲殲滅戦や艦隊決戦みたいに、かなりの好条件が揃わない(揃えない)とアヒャ!ってな結果になると思うんだが。

324:名無し三等兵
04/12/14 12:02:49
構造改革で景気回復の方がもっと根拠ないよ。

325:名無し三等兵
04/12/17 23:16:06
もう片方のスレでは北、中国に不意の一撃をやられないよう、米に同盟を反故にされても
大丈夫なよう、議論を続けているわけだが、ほとんどが「能力」の話だ。一方「意志」のほ
うは、スレ違いとされているが、該当の板の体たらくを考えるとそれが妥当か疑わしい。

従来、アメリカのユニラテラリズム(単独行動主義)を批判してきた連中が、急に、日本の
単独制裁を言い出す、日本のオバさん民主主義は変えられるのか?

いざ甘えることのできるアメリカの庇護が消滅した上で、多大な犠牲を払わねば理解でき
ないのでは?と悲観するのです。

326:俄将軍
04/12/18 00:15:34
>>323-324
デフレ下での構造改革で、景気回復することはないでしょうが、行政改革、財
政改革、構造改革などがなされることがなければ、高齢化社会を迎える将来、
バブルで崩壊した土地政策のように、先送りどころか、状況悪化にしかな
らないような。

インフレ・ターゲットは、構造改革後になされるべきだという意見ではある
のですが、「構造改革」が全く進んでみるようには見えず、期間と内容が
伴っているとも思えず、小泉改革というのも怪しく。

総人件費を三割程度、削減してくれないことには、納得できないものがある
わけですが。

327:俄将軍
04/12/18 00:24:54
>>325
>従来、アメリカのユニラテラリズム(単独行動主義)を批判してきた連中が、急に、日本の
>単独制裁を言い出す、日本のオバさん民主主義は変えられるのか?

ある政策に関して、圧力団体、権利保護団体も含めて、質の高い、様々な意見
が、マスメディアで取り上げられることで、公の場で議論されることで、国
民が、問題点を理解し、判断するならばともかく、オバさん民主主義にな
るのは、その程度の報道しかなされないからではなかろうかと。

個人には限界がありますが、教育と、報道と、オピニオンリーダーの存在の影
響というのは、その社会の民主主義の程度を左右するのではないかと。

328:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/18 06:06:21
随分遅くなりますたが(2週間ぶりでつか),別スレで長文投稿をしたので短いコ
メントのみでつ.スンマソン

>321 政治学者の卵氏
>2.俺は別に日本の貿易依存度が周辺諸国と比較して大きいとは言ってないよ
たんに私が氏のレスを読み違えたようでつ.申し訳ありません.

>貿易依存度の定義だけど,政治学と経済系では違うのかな?
というよりも,貿易依存度は余り使わないというのが正解だと思いまつ.
輸入と輸出たして…というのもイマイチ意義が...
どうせ,輸入量と輸出量はにかよるんだし。

>日本のような経済大国,国際的な資本,財の価格に影響を与えないとは考えにくい
でも,第二次対戦後現在に至るまで,世界各国の経済において,ある国の物価は他
国の財の価格の変動に対して余り敏感でないというのは,あちこちで観測される話.
もっとも,貿易依存度そのものが1914年レベルまで回復してきつつあるのが現状な
んですけどね.
んで,日本が国際的な資本・財の価格に「大きな」影響を与えているかというと,上の
事実を考えるに確言する事そのものが不可能かと思われ.
実際,小国モデルで現在の世界各国の経済動向を分析する事多く,結構当っている
気がする事もある.
例:小国マンデル・フレミングモデルを用い,最近の世界各国では財政支出が効き難
くなっていると言う説明をする
URLリンク(www.nagaitosiya.com)
(上は日本の例・尤も,必ずしも正しいかはわからないけれど)

>322
>不胎化とか
苺では,日銀はしっかり不胎化していると言う話が出ていましたね...

329:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/18 06:07:08
>314
どうでしょう? 上の資料をじっくり読んでみて,じっくり判断をして下され.
ただ,デフレって60年ぶりなんですよね.
そもそも何故こんな事になったのかと日銀とか日銀とか財務省とかを問い詰めたい
問い詰めたい.小一時間問い詰めたい.


>326 俄将軍どの
>インフレ・ターゲットは、構造改革後になされるべきだ
コレは反対なんですよねぇ.
と言うよりも,構造改革の為にデフレを続けるのは危険でつ.
デフレはインフレ率がマイナスになってしまう分だけ,実質金利(名目金利-インフレ率)
を上昇させてしまいます.
つまり,デフレは民間部門において新たな産業を創出したり(新規開業率は最低を更
新中かと)部門転換をする努力を非常に困難にしてしまうのでつ.
民間部門に負担を掛けすぎでつ.はっきり言って,デフレからの脱却無しに構造改革
とやらを進めると,民間の生産部門が極端に縮小し,未熟練労働者の増加や生産設
備の老朽化を招きまつ.極めて危険でつ.

330:俄将軍
04/12/18 19:51:36
>>329
>と言うよりも,構造改革の為にデフレを続けるのは危険でつ.

中の人が、程度にもよりますが、インフレは、道徳的に、許し難いという思想
の持ち主ということも、ないわけではないのですが、天下り団体や、地方自
治の名の下に、無法が罷り通っている現状は。

長期間のデフレの割には、ほとんど効果が表れていないようなので、引き合って
いるとは、とても思えないわけですが。

>つまり,デフレは民間部門において新たな産業を創出したり(新規開業率は最低を更
>新中かと)部門転換をする努力を非常に困難にしてしまうのでつ.

バブル期の不良債権のツケを、デフレとインフレでは、誰が払うかということ
になるのでしょうか。

>民間部門に負担を掛けすぎでつ.はっきり言って,デフレからの脱却無しに構造改革
>とやらを進めると,民間の生産部門が極端に縮小し,未熟練労働者の増加や生産設
>備の老朽化を招きまつ.極めて危険でつ.

危険のわりには、歳出が、徹底的に、見直されているとは思えず、例えば、総
人件費だけで、最低三割削減くらい達成しないようでは、お話にならないの
ではなかろうか、などと。

医療、福祉などの分野でも、大鉈が振るわれるべきであり、地方自治というの
は、機能しているのか、疑問に思ったり。

331:名無し三等兵
04/12/18 21:33:21
インフレはモノの値段が高くなっていく事。
デフレはモノの値段が安くなっていく事。

逆に言えば、インフレはお金の価値が安くなっていく事で
デフレはお金の価値が高くなっていく事。

こうやって考えていくとデフレ下では実質的な利益がとんとん、もしくは微量にプラスであっても
名目的、金額的に見れば利益がマイナスになってしまいます。

つまり実質的には不良債権でないものまで不良債権になってるのが現状なんじゃないんでしょうか?

>>245
だからこんな状況で不良債権処理を進める竹中氏は
「外資ハゲタカファンドが云々」と言われるんじゃないんでしょうか?

332:名無し三等兵
04/12/19 01:14:49
 先生、質問。
 外資系銀行が自由参入または既存邦銀を買収する状況になって、大多数の国民がメーワクするような事ってあるんでしょうか?
 自分は、預金金利が高くて、潰れにくい事を証明する経営説明がキチンとあれば、ユーザーには外資も邦銀も関係ないと思うんですけど。

 何故、金融庁は外資の自由参入を認可しないんですか?
 自分達の天下りポストを維持する為にゾンビ邦銀を生かし続けるのはおかしいと思います。

 おまけの質問
 グリンスパンさんを日銀総裁にスカウトできないでしょうか?

333:俄将軍
04/12/19 09:20:48
>>331
インフレとデフレで、明暗が分かれることは間違いなく、日本のデフレ下で、
外資が、安く買い叩いている側にいれば、勝ち組に分類されるわけで。

銀行も、融資先に、人を送り込むのとバーターで、甘い査定を行ったあげくに、
人を送り込んだところと、そうでないところで、返済の違いというのは。

>「外資ハゲタカファンドが云々」と言われるんじゃないんでしょうか?

一面であることは、間違いないと思いますが、選択肢が、亡国と売国というの
では、自殺方法の違いになるのか。

>>332
>>331 への問いかけでありましょうが、思うところを述べさせていただくと、
外資系銀行が、本邦の銀行制度で、大きな力を持った場合、如何なるメリ
ットとデメリットがあるか、ということになるのでしょうが、預金者や
株主だけではなく、国家的、社会的に、日本に、どのような影響を及
ぼすかということに。

天下りは、官僚だけではなく、銀行にも、ないわけではなく。

334:名無し三等兵
04/12/19 10:43:13
>>332
>経営説明がキチンとあれば、ユーザーには外資も邦銀も関係ないと思うんですけど。

私も買収先なんて関係ないと思います。
問題はゾンビ化している邦銀をどうするかではなく
通常(インフレ下)であれば健全であるはずの債権が
不良債権化してることで今いくつかの邦銀(だけじゃないですね)が
ゾンビ化していることなんじゃないかと。

>>331は竹中叩きというよりはデフレ下での強硬な不良債権処理叩きと思ってください。

>グリンスパンさんを日銀総裁にスカウトできないでしょうか?
それは私も知りたいです。

335:331
04/12/19 12:32:26
>>333 俄将軍氏
>インフレとデフレで、明暗が分かれることは間違いなく、
>銀行も、融資先に、人を送り込むのとバーターで、甘い査定を行ったあげくに、
>人を送り込んだところと、そうでないところで、返済の違いというのは。

それだけではなくインフレ下で収益性の低いところ(中小企業)に融資した比率もあるでしょう。

もちろん銀行としては金融庁の指導を受けたくないでしょうから融資先選び基準の利益率見直しをするでしょう。
現状はそれとデフレによる名目的な利益率の低下のせいで貸し渋り、貸し剥がしにつながり
融資を受けたい企業側の努力がサービス残業、失業率の増加と若年層の雇用減に繋がっているのでは?

たしかに銀行のモラルの改善も必要でしょうがわざわざデフレによって
その悪行?の顕在をさせるというのはどうでしょうか?

私としてはそれによって日本の将来の成長を犠牲にしているとしか思えませんが。

336:俄将軍
04/12/19 17:13:28
>>335 331氏
インフレも、デフレも、それぞれに長短あり、デフレで、銀行に限らず、悪行
をあぶり出すというのは、どうかしてはいるのですが、政策的な判断という
ことになるとしても、効果が現れているとは思えないところが、何とも。

外資系銀行の参入を促し、国内での競争を促すというのは、個人的には、与し
たくない考えであり、デフレからインフレへの政策転換によって、濡れ手に
粟を容認するというのは、生理的に受け付けないのですが、インフレだろ
うが、デフレだろうが、濡れ手に粟を取り締まることはできないわけで。

デフレ下で、正常債権も、不良債権化していくというのは、問題であることは
間違いないわけですが。

337:俄将軍
04/12/19 17:29:59
>>335
日本人が、膨大な貯蓄をしてきたにも関わらず、国内の優良資産が、外資に、
安値で、買い叩かれていくというのは、個人的には、愉快な話ではなく。

不動産担保制度も、バブルによって、禍福はあざなえる縄のごとし、という
ことに。

デフレの間に、行政改革、財政改革、構造改革などが、進展するのであれば、
という考えもあったのですが、インフレだろうが、デフレだろうが、私利
私欲により、悪い面だけが、顕在化しそうでありますが。

338:名無し三等兵
04/12/19 17:47:01
>>327
教育では、日教組は加入率30%を切ったそうですが、まだまだですね。

教育は受験という競争に(公立はある程度保護されているとはいえ)先生たちもさ
らされており、組合活動ばかりの人は淘汰されていくのでしょう。
競争にさらされる度合いが少ない、大学の人文系学部はある程度生き残るのではな
いかと。米の大学も教授たちは大抵リベラルです。

マスメディアでは結局、放送法と再販制度が新規参入者を阻み、独占状態となって
いて、競争がない。それがマスメディア内の労組の影響力を大きくさせ、報道へも
反映されていると聞きます。

マスメディアは、外部から規制へ挑戦するものがいない限り、変革は期待するのが
難しいのではないかと。マスコミの論調も以前と比べて「護憲」を絶叫しなくはな
りましたが、これは従来のままではテロや中朝の脅威を感じている読者から支持
(購買)されなくなると気づいているためではないでしょうか。

つまり、けっして自主的に変化したわけではないと。自民党の一部は放送法の一部改
正(中立義務の廃止)によって、(もう少し自民寄りの)新規参入を促せないかと考
えていると聞きます。

従来のように、一部特定勢力のみに世論が誘導されやすい状況を改善してゆくのは、
政治の役割ではないでしょうか。あるいはそうでないとしても、機会平等の観点から
マスメディアはもう少し競争にさらされても良いのではないでしょうか。

339:名無し三等兵
04/12/20 02:03:39
>>333
 将軍様他
 レス、ありがとうございます。
 しかし現行の相次ぐ合併劇でメガバンクが産まれても、不良債権を積み上げていくだけの焼け太りのようで何のメリットも無いように思えるのですが。
 いっそのこと、外資を参入させて日本金融業界を弱肉強食の競争社会にし、そのバトルロワイアルから邦銀が這い上がってくるのを期待するのは野暮天なんでしょうか?
 そもそもバブル期に欧米金融界でブイブイ言わせていて、劣勢になったら揺り篭の中へ引きこもるのはフェアじゃありません。
>国内の優良資産が、外資に、安値で、買い叩かれていく
 ゴッホの「ひまわり」みたいな塩漬け名画は、どんどん海外へ出るべきだと思います。その方が絵の為です。
 ↑確か、まだ日本にありましたよね?
 技術オリンピックでメダルを取るようなエンジニアのいる町工場が貸しはがしで潰され、泣く泣く中国へ(実質)移民するような現状を見ると「何を今さら」なんですよね。
 何故邦銀は、優秀な人材・技術をその組織の優良資産と見なさないのでしょうか?
 土地登記簿と設備一覧を見て電卓弾くだけなら、素人の自分でも出来ます。
 前の仕事で下請けに使っていた会社が次々と消えていくのは、見ていて悲しいですし、憤りを感じます。
>不動産担保制度も
 この土地神話・土地本位制そのものが間違いじゃないんでしょうか?
 地価のデフレはもっと加速させ、流動性を高めるべきでは?
 そうすれば、不動産(含み資産)にあぐらをかいている連中が慌てて他の投機先を探し、株式市場や債券市場の活性化に繋がるのでは?
 これでリスクを負うのは無駄に土地を持つ金持ちです。増税で庶民のタンス預金を絞り出すより、よほどマシでは?

 あと、インフレ誘導ですが、庶民のフトコロが厳しいのに、物価だけ上がっていくのは勘弁です。
 インフレになって(増税が加わっても)実質の給料は確実に上がるのでしょうか?

340:急速不良型おきゅきゅきゅきゅ~@(゚∀゚)アヒャ
04/12/20 09:12:56
>330 俄将軍どの
まぁ,持論としては,
デフレ下で不正が相対的に減少するような手を打つ事ができるかと言えば,
それは殆どインフレ下と変わらないのではないかと考えています.
デフレになった後の行政機構改革の進まなさ具合を見ると…
それに,それなりの構造改革ならインフレ下でもできるとも考えていたり.
1970年代からの金融規制改革(問題も多かったですが)や消費税の導入など.
だったら,デフレで民間を締め上げる必要は…

と言うか,構造改革するたびにデフレになってたら大変ですよ…
インフレ下でも構造改革ができないと余りにもロスが大きくなりまつし.

>バブル期の不良債権のツケを、デフレとインフレでは、誰が払うか
と言うか,デフレ期では不良債権がさらに増えるんで.
デフレの影響で不良企業が増加しますから.

長期的な経済成長のために必要なのは,GDPデフレータ―で1.0~1.5%(消
費者物価指数では2.0%以上3.0%未満かな?)前後の穏やかなインフレです.
もっと具体的に言えば自然失業率が達成されているかいないかと言うような状況.
基本的に政策当局が目指すべきはこれが基準になるべきかと.

ちなみに,個人的に判断するなら,害悪の大きい順に
ハイパーインフレ(面倒なので30%以上のインフレ全部)>深刻なデフレ(-4%以上
のデフレ)>非常に深刻なインフレ(10%以上)>穏やかなデフレ(インフレ率0.5%
未満からマイナス4%程度のデフレ)>石油ショックくらいのインフレ(7~10%程度)
>ちょっとしたインフレ(3~7%)>バブルの発生>穏やかなインフレ
ですね.ずいぶんと粗い(特に数字は前後するので細かいところに突っ込み無用)感
じですが資源配分等を考えるとこんな感じかと.
もっとも,非常に深刻なインフレと穏やかなデフレの順番に迷いましたが.
ちなみに,指標はGDPデフレーターを想定しますた.

341:おきゅきゅきゅきゅ~@多分ドマクロなりそこない
04/12/20 09:14:22
発展途上国などで発生した高インフレの事例を見ても,顕著に資源配分に影響を与え
るのは10%以上になってからだというのが定説かと.
不景気が長期続くリスクを考えれば,ある程度のインフレは覚悟すべきだという意見も.
もっとも,ちょっとしたインフレもバブル(実はこちらもどっちが悪いかなり迷いまし
たが,どっちも同じ位悪いし)もよろしくない事に変わりは無いので対策が必要です.
穏やかなインフレからはずれバブルが発生しそうになれば,利上げや供給強化のため
の構造改革を.デフレになりそうなら利下げを.

具体的に言うと,山一證券や北海道拓殖銀行や日本長期信用銀行等が破綻したのは
何時なのか,それはどんな時だったのかを考えるとわかりやすいかと.
石油ショックでは金融機間は殆ど倒れておりません.
ちなみに,バブル後の政策対応が良ければいずれも回避可能だったのではないかと考
えます.
もっとも,弱インフレ下になれば他の健全な金融機間との競争に敗れて倒産しそうです
が(w ただし,弱インフレ下では金融機間の倒産の影響は局限されます(だからこそコ
レを推奨するわけで

>331
デフレにおいて最大の問題は,実質金利の上昇によって債務負担が上昇する事でせう
ね.実際問題各企業はキャッシュを大量に保有するようになってきていますね.
逆に言えば各企業の資本運用効率は大幅に低下するわけで……
まぁ,他にも賃金の下方硬直などいくらでも問題が発生しそうですが.

個人的に一番気になるのは,本来なら通常の状態(穏やかなインフレ下)に標準を置く
べき保険制度や雇用体系などの経済の諸制度・構造が,デフレという状況に適応し始
めているのではないかという事ですね.
現在のデフレによってゆがめられた経済政策が,将来の成長の足枷になる可能性があ
るのではないかと思ったり思わなかったり.

342:おきゅきゅきゅきゅ~@多分ドマクロなりそこない
04/12/20 09:16:22
ついでですが『デフレ対策さえ確りやってくれるなら』不良債権処理は歓迎しますよ.
そう言う意味では私はインタゲ派wとしてはかなり異端だと思います.普通はデフレから
の脱却過程で充分に解消可能だと考えるでしょう(し,それそものは可能だと私も思いま
す)から.
ただ,銀行の金融仲介機能の低下は見過ごせるものではなく,特に中小企業等への融
資については間接金融に勝るものはないでしょう(ベンチャーキャピタルは規模が小さす
ぎ,浸透に時間がかかる).
現状のまま放置すると,資源配分が歪みすぎてしまう様に感じまつ.
というか,このままデフレが進み不良債権が増加すると,イランところで寡占や独占が増
えてよろしくない結果になりかねないような.

それに,アメリカでの先例や基本的な理論等を考えれば,不良債権処理そのものはそんな
に大きなマイナスにはならないはずなんですが(というか,なぜ小林K一郎氏は金融緩和
を主張しないのだろう?),どうして一部のエコノミストは不良債権処理だけを主張する
のでせうか…

343:おきゅきゅきゅきゅ~@多分ドマクロなりそこない
04/12/20 09:17:44
>332
>外資系銀行が自由参入または既存邦銀を買収する状況
これは,いわゆる構造改革に関する案件ですね.
経済問題のみ(この時点で問題ですが)を考えるなら歓迎します.
どこの国のものだろうが資本は資本ですから.
それに,日本もずいぶん対外投資を行っていますしね.
問題は,これが参入した外資本体の利害と日本国の利害が相反した場合,どれだけ
日本国に損害が与えられるかどうか,という事になるわけなんですが……
ぶっちゃけよくわかりまてん(てへ

なぜかというと,体系立てて考えられるほど知識がないからなのです.

現在と同等,それ以上に資本移動(や貿易)が活発であった時代が存在します.具体
的に言うと19世紀から1914年或いは1933年頃の間の時代.
この当時にはそれなりに戦争があり,しかも資本移動が多い国同士でもしっかりと発生し
ております.このときにどれくらい外資は投資先に影響を持つ事ができ,どれくらいの損害
を発生させる事ができたのか,というのは今一つ勉強不足でわかりません.
大体これぐらいはクリアして,その上で技術の差異などからどこまでの資本移動を許すべ
きなのかを検討するぐらいはしたいところですね.特に第一次大戦にかかわっていた案件
などは.

ただ,当時の企業史やら経済史は,何やら良くわからないもので困っています.
というより,当時の状況はグローバル化の進んだ場合のケーススタディとして「ある程度」
までは参考にできるので非常に興味を持っていたりします(「エマ」は涎垂らして読んでマ
スw)が,信用できる資料(というよりも確りとした経済史家で日本人というのは稀少人種
で他国の文献は翻訳資料が少ない)は英語文献である事が多く,当然のごとく資料とスト
レスはたまる一方……

344:おきゅきゅきゅきゅ~@多分ドマクロなりそこない
04/12/20 09:30:45
>339
>庶民のフトコロが厳しいのに、物価だけ上がっていくのは勘弁
スイマセン.最初の1~2年は実質給料は下がる可能性がありまつ.
と言うのも,賃金の下方硬直性のお陰でずいぶん労働分配率が上がっていたんですよ.
しかも貯蓄率は右肩上がり「だった」し.
もっとも,最近になって低下したと言う話も出ますたが(詳細確認予定
そんなわけで景気回復当初は諦めてくだちぃ.
ただし,労働者(ホワイトカラーからブラックまで)全体からすれば,確実に上昇すると思いますし,
各企業の倒産率や失業率が大幅に低下し,金融機関の安定性は各段に上昇します.
全体的に見れば,景気回復初期でも庶民の懐はあったまると思いまつ.

そして,ある程度時間がたてば物価の伸びに給料もついてこれるようになる出せう.
こちらは高度経済成長期の高めインフレ率に,実質給与がついてこれていた事を考えれば
確実でせう.
増税はどうなるかわかりませんが,税収の伸びは凄い事になると思いまつ.
と言うより,デフレの時が酷かっただけなんですけどね.

そんなわけで,どんな政策を使うかはともかく,デフレからは脱出する事を目指しませう.

345:俄将軍
04/12/20 18:48:02
>>338
教師が、如何なる思想を抱いていても、偏向した教育を行わないのであれば、
本来、どうでもよい話なのでありますが、現実は。

リベラルも、色々でありましょうが、いかに大学とはいえ、あまりにも怪しい
人物など抱え込んでいるようでは。

マスメディアで、一方的なプロパガンダ合戦というのも、どうかと思うわけで
すが、今まで、偏向報道がなされてきたことも、間違いないなく。

政府、政権与党を監視することと、政権交代を目的にしたかのような報道が、
なされるということは、あきらかに異なるわけで。

>>339
メガバンクが、不良債権を積み上げていくのも、焼け太りになるかは、乗り切
ることができればの話ですから、メガバンクを、外資の傘下に入ることを問
う、開き直りの一種なのか。

土地価格の上昇が、インフレ、日本経済の構造上のものかは別にしても、不動
産担保制度が、機能してきた時期もあったわけで、土地購入を、節税、地価
上昇などを目当てに、おこなっていたものもいたわけですが。

インフレで、賃金上昇率が、物価上昇率を追い抜くことは考えにくく、大企業や、
零細企業の差も甚だしく。


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