04/09/20 14:59:11 ebFtBeLE
原点回帰ともいえる小型化によって、一定のマスが見込めるファミリィカー需要から離れてしまった。
史上最高と言われる人気の高さとは裏腹に、特に晩年はこのような理由で販売的に大きな落ち込みをみせたR32の反省から、R33は再び拡大路線を歩むこととなる。
目玉はリニアチャージコンセプトの小径タービン+2500ccエンジンを組み合わせたGTS-t。GT-Rに迫るエンジン性能をもつFRターボとして注目はされるが、
いかんせん大きくなりすぎた車体に対しての不満が集中したうえ、世の嗜好がRVにシフトしつつあった時代背景も重なり、決して成功とはいえないモデルとなった。
しかし、ロングホイールベースを生かしたシャーシ性能は、挙動にピーキーさの残ったR32時代から明らかに一歩洗練されたものとなり、現在も通用するパフォーマンスを発揮する。
また、リンク式のトランクヒンジに代表されるような、使う側に立ったきめ細かな改良が施されているのも良心的だ。パッケージの優れたクーペは、史上最も使える2ドアスカイラインとして存在価値があり、値頃感も高い。