04/07/26 20:16 sN9JBV4b
全長はシビックと同時に(セアットAlteaを中心として)ブームの渦中にあるコンパクト
バン・セグメントを意識して決定。またフロントも3人がけのため横幅は約10cmほど
大きい。競合モデルと異なり、このホンダ製バンはシートアレンジ面でもずっと多くの
ものを提供している。
3人がけ後部シートは完全に床下に沈められ、フロントの中央座席も折りたためる。
このため、必要とあらば、マウンテンバイク又はサーフボードも積み込める。だが、
6人+荷物を積んでイタリアやバイエルンの湖まで(長距離)ドライブするのが楽しいと
考えたら幻想である。そうした(長距離旅行用)には窮屈で、トランクルーム容量
(439L/通常ポジション)が一回り小さい。
最初のドライブ印象は、ハンドリングが良く、静かで、路面安定性も良かった。だが、
この車も不治の「バンの病」を患う車のようで、周辺視界が悪い。前方はボンネットの
先端が見えず、後方は幅の広いピラーが視界の邪魔をしている。このため市街での
低速操車がむずかしいと思われる。というのも、横幅が1.81mもあり、非常に幅の広い
車だからだ。
発売開始時には2種類のエンジン仕様(1.7L及び2Lガソリンエンジン)で登場する。
2005年夏には微粒子フィルター装備 2.2Lディーゼル・バージョンも上市される。
(アレクサンダー・ブロッホ)