04/02/21 10:28 vmBPSFKn
>>69
昨日の132です。JBLは単体のユニットでも販売します。
システムとは単なるスピーカーのことです。
長引いてるようなので、ここで私なりに逆相の音について簡単に説明します。
マルチウェイなどでは、位相合わせが問題になってきます。
これは例えば1kHzクロスの2ウェイで話しを進めるとすると、
基本的には、この高域と低域のユニットから出る音の位相を合わせないといけません。
じゃあ何故合わせないとダメなのか。
低域の100Hzと高域の10kHzの音の位相を合わせる為ではありません。
クロス付近の1kH辺りで、低域と高域のユニットの両方から
同じ音が2つ重なって出ているため合わせるのです。
同じ音で正相と逆相の両方を同時に出すと、音が打ち消しあって消える(あくまでも理論上ですが)ため
この位相を合わせないとクロス付近で計算通りの音圧が得られないのです。
しかし、周波数特性のフラットなユニットなど存在しないわけで、
現実的には音の繋がりの良い方で接続するわけですが。
話しを戻すと、同じ2つの音が出ていない限り正相、逆相の関係は存在しません。
南へ10m歩くのを北へマイナス10m歩くなどと言わない事と同じようなものです。
鉄板を目の前で棒で叩いて音を出した時、その反対面から出る音が
どう聞こえるか考えて見てください。
そしてもう一度CDに記録されている音がどういう音なのか考察して見てください。
あくまでも私の理解の範囲内での説明ですので、
間違ってるかもしれませんが、その辺はよろしく。