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一般的な“霊”、『人間の経験や知識を超えてそこに何かあると感じら
れるが、実態としてはとらえられない現象』(国語辞典・三省堂版)は
存在しないと考えます。
人のような姿をしていて宙を浮き、透けている、そんなもの物理的に
存在し得ません。まず人間が目に見える物体というのはすべて、原子や
電子から成っています。目は、物体に当たった光が反射したものをとら
えて脳内に映し出しますが、その物体は光を跳ね返すために原子や電子
を必要とします。すなわち原子や電子がないものは光を跳ね返さず、化学
的に原子や電子がないものはこの世に存在しませんから、目に見えない
物体もまた存在しません。
次に、活動をする物体がこの世に存在していられるのは、常に生命を維持
するための活動をしているからで、人や動物は飲食をするし、植物は光合
成をする。では霊はなにをしてその存在を維持しているのでしょうか。
やはり、霊というものは人間の脳内にのみ存在する、想像なのです。それ
を助長しているのが錯覚や幻覚、信仰や妄想だと考えます。