04/05/13 02:18 c4Arsoyx
犬鳴峠には、今から十年くらい前に大学の先輩に車で連れられて、行きました。
通り過ぎた電話ボックスの中に白いワンピースの髪の長い女性が居て、
そのことを普通に車中で言ったら、先輩達がびびってました。
その電話ボックスには出るという噂があると、先輩達は知っていたのですが、
私はその時点では何も知らされていませんでした。
「今の電話ボックスね‥‥」
「ああ、白い服来た女性がいましたね。こんな時間にあんな所でひとりで、
危ないんじゃないのかなぁ‥‥。」
「えっ‥‥」という感じ。
他には、車を降りてあやしげなトンネルを皆で歩いたりしました。
懐中電灯は消して、暗闇を歩きました。私はストロボみたいなバシバシッというような光に
目がくらんで倒れそうになって、先輩に助けられました。
先輩達は肝試しがやりたかったのだと思いますが、
なんで黙ってそんなところに連れて行かれたのか、
思い出したら何だか、はらがたってきました。危険ですよね。