04/04/14 11:40
自転車で警ら中、銀行から命からがら難をのがれた女性客に「強盗や」と知らせれ、
駆けつけてきた大阪府住吉警察署警ら第2係長の楠本正己警部補(52歳)は、ピストルを構え、
「銃を捨てるんだ」と叫んだ。梅川は「撃てるなら撃ってみろ」とすごみ、楠本が天井に向け
1発威嚇発射すると、梅川は猟銃を2発発射して、顔と胸に命中させ殺害した。
梅川はカウンターの内側に入り込み、行員に金を集めさせた。
そのあと、パトカーのサイレンを鳴らし、駆けつけてきた大阪府阿倍野警察署警ら第2係の
前畠和明巡査(29歳)と大阪府警察本部二方面機動警ら隊の寺田伸司警部補(当時37歳)
の2人に対し、猟銃を発射し、2人の胸に命中させ前畠巡査を殺害した。寺田警部補は
防弾チョッキを着ていたため命拾いしており、その場から逃げ去った。
前年の4月、兵庫県にあるクレー射撃場の支配人は一心不乱に射撃訓練する梅川を観察していた。
左右から発射されたクレー(標的皿)の撃ち損じが多いのに、正面から発射されたクレーに対しての
ミスは1発だけで、こちらの命中率はプロ並みだったという。
銀行の周りには、次々にパトカーが到着し、ジュラルミンの盾が築かれていった。
梅川はこのとき、篭城する決意を固めた。