05/06/22 14:01:09 U4YhVlGS
本来きゅうり(ウリ科全般ですが)は、株元よりも良い環境へツルで移動して、そこで実を成らす習性がありました。
すなわち枝先が老化して「株元から遠くに来たな」と感じないと雌花が着かないのです。
(話しが逸れますが、私も昔、施設(ビニールハウス)で10m近いツルの黒イボのキュウリをみた事があります。)
しかし、これではツルを伸ばす期間が掛かってしまい生産性が低いので、
低位節から雌花が着き、かつ低位節の側枝が強く出る品種に改良されました。
現在ホームセンター等で売っている普通のきゅうりがこれです。
7節ぐらいの威勢の良い脇芽を主枝とする「親ヅル+子ヅル2本位」の3本仕立てで、
摘心して芽を増やしどんどん収穫する摘心栽培に最適に改良されたのです。
>>297 すでに葉が12枚くらいついているんですが、ここで先端をちょん切っちゃっても平気でしょうか?
ところが加賀太きゅうりは、こういった改良以前の種類なので雌花をつける努力をする必要があります。
幸いなことに、親ヅルより子ヅルの方が老化(株元から遠くに来たな」と感じる)が早いらしい(※1)ので、
子ヅル仕立や孫ヅルで収穫するのです。
(※1 しかし私の友人は「雌花が着く節は下がるが、期間は同じだ」と言っていましたが、親ヅル1本では見た目も収量も悪いですよね)
>>303 太胡瓜は親づるを4~7葉程で摘心して子づるを二本伸ばす方法が最適です。摘心後に強く伸びてくる蔓が二本あるのでソレを残せばOK。
↑これが一番良いです。でも葉が12枚出ているのですよね。6葉も切り詰めると草勢を弱めるでしょうし…
正直、分かりませんが、私なら、
・苗が2本あれば、それぞれ「6節摘心」「10節摘心」にする
・苗が1本ならば、…そうだな困ったな…、「10節摘心」して7節と頂上にしてそれ以降は下向きに誘引する。
…いやー草勢が強いならば「6節摘心」の方が良いかもしれない…