04/02/29 10:16
不気味な思いを抱えながらそれぞれの家に帰りました。
家について気がついたのですが、水汲みようのバケツは俺ので
それをジャンプ公園に忘れてきてしまったのです。
母親に事情を話すと
「今日はもう暗くなっちゃったから明日とりに行きなさい」
と言われました。正直今から取りにいけと言われなかったことでほっとしました。
その日の夜九時ごろですが、帰宅した父親が俺の公園に忘れてきたはずのバケツを
持っていました。ちょっと不機嫌そうに
「おい、バケツで遊んだんなら玄関の前に置いておかないできちんと片付けろ」
と言っています。
そのバケツは何処にでもある普通のバケツで名前も住所も書いていません。
しかし、そのバケツには泥や砂がついていて確かに俺の持っていったバケツでした。
子供心にめちゃくちゃ恐かった思い出です。