03/06/17 12:10
1979年、アルゼンチンのおよそ800万年前の地層から非常に大きなコンドル
類と思われる鳥 Argentavis magnificens の化石が発見された。翼の開き
は6~7.5mもあったようで、これほどの大きな鳥になると、理想的な環境で
しか生きることができなかっただろう。多くの餌が必要であるし、滑空のた
めにも気象条件が重要であったはずである。しかも推定体重は80kg(一説で
は120kg)と言われているが、これは羽ばたいて空を飛ぶことができる限界
をはるかに超えており、いったいどのようにして飛翔したのかまだよくわか
らない。