03/06/08 12:38 UQoyYtsm
E655系交直流特急型電車
JR東日本が老朽化した「スーパーひたち」用651系の置き換えのために開発した特急電車。
JR東日本としてはE351系以来の振子式車両である。
E351系をベースとした車両だが、車体構造・重量配分の大幅な見直しが行なわれ、曲線通過速度は本則+45km/hまで強化された。
主電動機はMT69を改良したMT79型。定格出力は200kw、最大回転数は8000rpmとなっている。これにより、160km/h運転に余裕のある性能を確保している。
全車フルアクティブサスペンション・フルアクティブヨーダンパを装備。車体間ダンパは在来線初の採用である。
車内は普通車が2-2配列(シートピッチ990mm)、グリーン車が1-2配列(同1080mm)でカンチレバー型一体成形リクライニングシートが展開。
レールブレーキも実装し、160km/hからの600m制動が可能である。
速度種別は在来線電車最速のS75。
4M4T+2M2T、IGBT-VVVFインバータ制御(個別制御)、MT79型誘導電動機(200kw)、減速比3.5、起動加速度2.7km/h/s、最高運転速度160km/h、曲線通過速度本則+45km/h
現在勝田電車区に8編成が在籍。
なお、この電車の投入に伴い在来の651系もVVVF化改造とレールブレーキ実装改造を行ない、160km/h対応化された。