03/06/11 21:10
「火垂るの墓」、野坂さんは自分で読み返すことが出来ないと言っている。
あんなお話しのような良い兄貴じゃなくて、妹が泣いてうるさかったときには
ぶんなぐって黙らせたとか。
書きたくなかったんだけど締め切りがあと数分ってほどに迫っていて、
強引に書き殴って、編集者に渡して、逃げて帰ったといっていた。
昔聞いた笑い話(?)で、アメリカ人の上流階級の夫婦が外出するため、
ベビーシッターを雇った。シッターは子供にテレビでも見せておこうと
レンタルビデオ店に行き、なんでもいいやって感じでアニメを一本借りた。
夫婦が帰ってきたら子供が泣き叫んでいる。
シッターに事情を聞いてみたら、借りたのは「火垂るの墓」(^^;)
さらにまずいことに、その夫婦のどっちかの親が太平洋戦争の英雄で地元の名士、
東京大空襲にも関わっていたとか。
「おじいちゃんは、こんなことやっていたのかー!」って
子供が大泣きしていたそうです。(^^;)
岡田斗司夫さんのエッセイにありました。