03/08/10 21:31
近所のお爺さんに(今年7月逝去)にリアル厨房のとき宿題のために聞いた話だけど、
記憶が凄く曖昧だけど、彼はどうやら徴兵で静岡34連隊に取られて
新設の203連隊(だったかな?)に配属されてすぐ中国に送られたらしい。
まず始めに、どっかの平原みたいな所でドンパチやったらしい。
弾が近くに通るとき、ちょうど虫が耳の近くを通り過ぎたときみたいな音がするらしい。
皆同じ体勢で匍匐してるのに何故か、彼には当たらず周りの仲間ばかりに当たって
仲間がばたばた死んでいくところを見たそうだ。
その後、転戦して上海攻略戦だかに参加して・・・
ここから俺の記憶が飛んで
それから(確か)スマトラから、ガダルカナル島に行ったそうだ。
「ガ島じゃ、『兵隊は飯も食えずに飢え死にした』ってのが通説らしいけど、
俺たち隊は潜水艦で運んできた食料なんかを夜に浜に引き上げて、
少ないけど手のひら一杯の白飯を一週間でチビチビ食べていた。」とか何とか言ってたっけ。
そんなこと言っていたお爺さんも、今年お亡くなりになりました。
これから、戦争経験を語れる人たちがどんどん居なくなってしまうわけか・・・