03/01/27 00:27
× × ×
県内の小学校では本年度、校内での教諭の「盗撮」が連続している。
昨年八月、流山市立鰭ケ崎小で男性教諭(43)が水泳のため女子児童が
着替えに使っていた教室にビデオカメラを隠し盗撮していたこと、同十一月
は干潟町立西小の男性教諭(28)が、女子トイレにビデオカメラを隠し、
盗撮していたことが発覚した。これら二つのケースでは、それぞれの教諭は
前任校から繰り返していたことも判明しており、上司や同僚が気付いたり、
歯止めになったりすることはなかった。
県教委によると、わいせつ事案で懲戒処分を受けた小中学校の教諭は
昨年度はゼロだったが、本年度は既に三人。
特に、前年度までは「なかったと思う」(県教委)という学校内での
盗撮が相次いでいることは、教諭のモラル低下が急激に進んでいるのを
物語る。
文部科学省初等中等教育企画課は「すべての不祥事はあってはならないが、
特に自分が教えている児童への行為は許されない」としている。
(東京新聞03.01.23)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)