08/05/02 19:47:58
この虚の働きについて知悉する事は特に得るのもが多い。
つまり、虚は隔たりの事ですが、12宮の成り立ちについて遡る時、重要な位置を占めるものと言えるでしょう。
人間の運命の営みは、3つの側面から読み取れる。その3つは、時空の質のことであり宮と呼んでいる。
先ず、根本的な衝動の意思決定とその質と方向性を表す性質の空間を活動宮と定義している。
抵抗し独自に意味をなす本質そのものをあらわす性質の空間を不動宮と定義している。
絶えず変容し続けて定まる事の無い性質の存在による変動の絶えない空間のことを柔動宮と定義している。
特に不動宮は、異なる本質のもの同士の運命の隔たりのぶつかり合いによって生じている威圧的な空間である訳ですが、
神や悪魔や宇宙人などと多くの異なる存在と同時に並存し得るとしたら、不動宮にほかなりません。
不動宮が本性の違いと運命の隔たりそのものを意味するからこそ並存し得るのであるといえる。
恐らく、神や悪魔を超えた領域からの影響のエネルギーをも考慮すべき空間をも弁える必要もあるものと思われる。