08/04/17 21:59:24 fbLwABBb
【全セレクション、オール穴づくしのウィークエンド】
役人にありがちの紋切り型の命名に、これも誰かのアドバイスを受けたのだろう、福田首相が慌てて「長寿医療制度」に名称変更。
が、すでに時を逸した。マスコミはおおむね「後期高齢者医療制度」のまま。大いなる抵抗である。
これも掻き回すだけ掻き回した小泉首相時代の負の遺産。根底にヤル気のある者、強い者だけが生き残れば良いという弱肉強食の思想が見え隠れする。
まして、わざわざ後期とことわった以上、74歳以下の前期、中期があって、90歳以上の末期もあるのだろう。
もちろん、新医療制度のターゲットは年金の支給引き上げと同じく前期高齢者の団塊世代。その高齢化による医療費増大を見越してのことである。
いずれにしても年金からの徴収で、取りやすいところから取るというやり方は、もっとも割を食ったサラリーマンに対する税の徴収方法と何ら変わりはない。
日本の今日をつくり上げたのは勤勉なサラリーマンといって過言ではない。
が、何を考えているのだろうか、この国の政府は。年金記録問題も未解決のまま、また新たな新制度に着手するとは。
悪名高き厚労省、社保庁コンビが円滑に行えるとはとても思えない。国民の不満と混乱を増大させるだけではないか。
弱肉強食の思想は国を腐らせる。
社会から落ちこぼれた若者が、「むしゃくしゃした」という理由だけで見ず知らずの老人や女性、力の弱い者に凶器をふるう。
ハケ口のないこの国の一握りの若者は完全に狂ってしまった。
国に多くの期待はできない。自分のことは自分で守る。
67歳の法華津さんがオリンピックの馬場馬術の団体代表に選ばれ、先週の春雷Sでは10歳のリキアイタイカンが2着に飛び込んだ。
同じ10歳のアサカディフィートにしても2月の小倉大賞典を快勝しているではないか。
常にターゲットとされる前期高齢者には、この先、どんな難題が待ち受けているのかわからない、年齢に甘えることも負けることも許されない。
で、まずは体から鍛えよう。N天堂の巧みなCMに乗せられ、「W~」なるトレーニングゲームを買ってきた。
が、つい熱くなって少々やり過ぎた。右膝を痛めた。今は「右寛跛行」の状態。それでもやっと2階に上がれるようになったが、降りるのがつらい。
ただし、医者は我慢した。「W~のスキー・ジャンプをやり過ぎたようで…」とはなかなか申告しにくい。
まして、自分のことは自分で守ると誓ったばかりではないか。医療費の無駄遣いも避けた。
やはり、モノに頼ってはいけない。跛行が一段落したら早朝の散歩を再開しよう。朝の空気は体だけではなく、気分から爽快にさせてくれる。
ただ、あまり爽快になりすぎると体質的には問題がある。
もっとも体質にあっている爽快感は紫煙たなびくラスベカスの24時間カジノ。リフレッシュされないまま、久しくご無沙汰している。
プロ野球もボクシングも、やっぱり賭けられるほうが断然面白い。その点では日本のJリーグもちょっぴり偉い。
米遠征に先立つものは旅費と軍資金。ギャンブル資金はギャンブルで稼ごう。
幸い今年の皐月賞は当たれば儲かる大混戦。3連単も桜花賞まではともかく、かなりの大物が期待できる。
そこで今週は各セレクションそろって穴、穴、穴の穴パレード。大魚を釣り上げんと心して狙いたい。(清水 成駿)