08/08/04 02:37:58 EZZD11sh0
連投すまそ
ただ近頃の実務は単純に乗車駅を「チェックイン」下車駅を「チェックアウト」とみて
その間にある固有の運賃と支払い済運賃の過不足でのみ判断する傾向がある。
これは,鉄道の運賃制度の原則理解→例外的規定理解という学習がなされていないから
であるといえる。すべての問題を単純なHow to方式だけで片付けるだけの学習に終わっており
それでも実務の99%は事足りるわけであるが,倉賀野→大久保のような例外的問題が発生し
たとき規則の原点に立ち返って問題を解決しようという感覚がない。
それに付け加えて規則改正の際も,在来線と完全並行する新幹線区間を近郊区間外にするなどの
処置について,もしもそれならば,そういう区間をすべて幹在別にするなり,それを機に
すべての区間について幹在別にするなどの抜本的手直しをすればよかったのにもかかわらず
それをしていなかったり,整合性を欠く部分が多い。
これは鉄道会社自体の法的思考力の低下といえるべき由々しき問題である。