08/08/12 06:37:49 4VZqQQAu0
どこの会社でもそうだが
採算部門と不採算部門がある。
絶対的ドル箱採算部門があって不採算部門の赤字を埋めてもなお大幅黒字があるなら
不採算部門を残すのもいいだろう。
採算部門の例としては
①新幹線などの長距離輸送で絶対的な需要があり,対航空機との競争においても優位である
②東京大阪などの都市部の短距離輸送網
西日本の場合,①といっても大阪~福岡しかない。この区間だけをみれば対航空機の競争は○としても
東京~大阪,東京~仙台間と比べてそんなに需要があるとも思えない。
②の場合は,これは全般的にいえるのだが,公共交通機関離れはなにも田舎だけに限ったことじゃない。
朝夕のラッシュだけをみた場合たしかに東京大阪のラッシュはすごいが,シビアに数字を見た場合
高度成長時代頃をピークにして対人口をみた場合の鉄道利用率は下がっている。
一見ドル箱路線だけを経営している旧営団(現東京メトロ)だって楽観できない状況だ。
・・・となると長期的展望でみた場合,今のうちから不採算部門を整理したいというのも
理解できると思う。