08/08/05 02:25:10 zaq25u3s0
2連投&スレ違いだがあえて書いておこう。
自家用車による公共交通機関離れというのは何も鉄道に限ったことじゃない。
A県にAバス会社がありその営業エリアは県庁A市と有力都市B市という前提としよう。
昔はA市内B市内の頻繁運転路線で黒字になるので,A市B市以外の田舎町村路線といった不採算路線の赤字を埋めることができた。
今は車社会となり,A市B市の「都会」部の住民もあまりバスを利用しなくなってきている。通勤は当然車としても買い物などでも
駅前の商業施設にいくより郊外の商業施設に週1度車でいくというような感じになっている。
よってA市内B市内の路線自体の採算が怪しいので,結局のところ
①A~B間の速達バスを設定しA~B間の鉄道に対抗する
②A→東京,大阪,B→東京,大阪の高速バスを設定する
以上の方法で黒字を捻出し,A市内B市内の路線をかつては10分間隔だったのを30分間隔程度まで減便して,なんとか維持しつつ,
田舎町村路線は上記の自治体経営での業務委託という形で必要最小限の路線を維持という感じである。
この状況は鉄道線にもいえる。
三江線沿線の住民が買い物にいく場合,いまどき江津「駅前」に行く人は少ない。
江津市郊外のショッピングセンターへ車で買い物にいく。その証拠にいわゆる地方特急停車駅の駅前の廃れようは目を覆いたくなるばかりである。