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900 名前: 名無し野電車区 投稿日: 2008/08/03(日) 17:08:38 ID:Xi7H37rj0
おさらいだが、5年前の時点で
○車両新造
○6000系以降の在来Al車をアルナにてリフレッシュとインバータ制御化
○在来の鋼製車をグローバルテックにて車体更新と制御装置の局部更新
上記3つを組み合わせて車両の新陳代謝を図っていく方針を固め、
車両新造に関しては9000系列で実行、鋼製車延命も軌道に乗りつつあった。
しかし在来Al車延命は試作車C#6600構体調査において予想外の腐食を発見、
Al車延命の初事例となるC#6000×8Rの入場工程が組まれたものの、キャンセルされている。
この方針は当初からイレギュラー含みの展開で、まず鋼製車ながら5000系をリフレッシュしたり
並行して3300系も車体更新じゃなく深度化したリフレッシュが検討された経緯もあった。
5000系だけに限れば京都線用新型特急車(現9300系)の要素開発が絡んでいたし、
これらはエアサス装備系列だが、全体の車両寿命を勘案した故のことだろう。
リフレッシュ工事の2例目は遂に方針通りの若いAl車施工になったかと思いきや、
増備途中に組成変更を行った経緯から鋼製車と混成状態の7300系C#7320×8R。
しかも基本は元のC#7300×8Rだから鋼製車の方が多く、インバータ制御化は無かった。
ただ意味があるのは、C#6600の調査で見送られたAl車リフレッシュに再度挑戦して
今後の本格施工に備えたと考えられるところ。
現状は結局、Al車リフレッシュと鋼製車更新の境目が曖昧になってしまっている。
既出のレスにもあるが、Al車だけで構成された編成ならインバータ制御化も行うだろうし
併施されなくとも別予算で追施されるケースも出てくるかと。