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ＪＲ・阪急交差 線路下に 大山崎―長岡京間「にそと」側道計画
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京都第二外環状道路（にそと）の整備に伴い、大山崎町－長岡京市間で側道の建設計画を進めている
京都府乙訓土木事務所はこのほど、工事概要を明らかにした。ＪＲと阪急の交差部分はそれぞれ、線路の
下をくぐる形で側道を設ける。
同事務所によると、側道は大山崎町下植野の国道１７１号・国道五条本交差点から、長岡京市下海印寺に
建設予定の長岡京インター（仮称）までの総延長１・７４キロ。既存道路の歩道や排水路の整備工事を含め、
総事業費約９０億円を見込んでいる。
このうち、長岡京市調子のＪＲ東海道線との交差は、線路下をボックス型に掘り下げたトンネル方式で
施工する。約５００メートル離れた同市友岡の阪急京都線の交差は、側道に橋を架ける鉄道橋方式で工事を行う。
線路の交差部は両社に工事を委託する。ＪＲは、委託費約３３億円で、年内か年明けに工事発注して年度内に
着手する。阪急は、委託費約３５億円で、９月上旬にも発注する予定という。
側道完成は、にそとの開通に合わせ、２０１２年度の見通し。側道は府道大山崎大枝線とし、現在の府道は
市・町道になる予定。同事務所は「各工事を同時並行で進めるため、綿密な工程調整などが必要になる。
期間内の完成は厳しいが、努力したい」と話している。