08/07/13 04:27:39 sI9COvpW0
>>99
>>220
震災数年前の時点で京都線用新型特急車は既に基本構想を固める作業が行われており、
6300系は早ければ8000系列の世代を新造している間に取り替えられるはずだった。
大阪市交の天下茶屋延伸に際して、将来の優等専用ホーム追加を6300系製造中に阪急が申し入れて
駅場内1RT(1番線)新設費用を負担したため、対応できる新型車が必要なこともあった。
バブルの真っ最中は在籍する全車両を短期間に8000系以降のインバータ車だけで揃えることすら
考えられてたくらい。だから6300系を2ドア転換クロスのまま延命することは発想になく、
廃車もしくは格下げ転用しか選択肢がなかった。格下げ転用案の一つが5ドア化試作車改造。
長い間6300系処遇が決まらなかったというより、代替新造の予算が全く付けられなかった。
かと言って6300系を本格的に延命しないことは曲げなかったため、修繕の一環として
最低限の床更新だけを行った。仕様が固まらなかったから製造できなかったのでは決してない。
9300系の原型となる設計・仕様は早い段階から検討されており、2ドアのまま
ロングシート基本に車内中央へボックスシートを配置する案は新聞でも取り上げられている。