08/05/25 22:41:53 8Gzy1MOY0
違ったこうだった↓
「昭和の三大バカ査定、と言われるものがある。それは戦艦大和、
伊勢湾干拓、青函トンネルだ。」田谷主計官は更に言葉を続けて、
「もし(民営化したばかりのJRで)整備新幹線計画を認めれば、
これらの一つに数えられるだろう。」と締めくくった。
この語は、整備新幹線計画(に予算をつけること)を拒絶する目的
で述べた反語である。当時、日本はバブル景気で沸いており、族議
員は自らの地元に新幹線を延長すべく、我田引水ならぬ「我田引鉄」
に躍起になっていた。予算折衝の時期を通じて、大蔵省をはじめと
する各方面に猛烈な圧力をかけていた。田谷主計官は、整備新幹線が
どうしても赤字体質から抜けられず、政府の財政を悪化させることを
知っていたので、計画そのものをつぶす目的でこの発言をしたのである。
族議員たちが田谷に直接面会したときに、鼻息荒く予算を迫る政治家に対して、田谷は「これではオンブ(補助金)にダッコ(特別減税措置)にオシッコ(赤字)たれ流しだ」と言い放っている。