08/05/25 02:03:23 LZPihJkb0
238への回答例
回答者:travelKENKEN 種類:回答 どんな人:経験者 自信:参考意見
運用側の理屈でむりやり300系・700系に車両ごとの定員を合せたのは、
便利でしょうが欠陥でしょう。おかげで合理的なサービススペースの
配置となっていません。
私は非喫煙者ですが、全車禁煙としたのは営業上は大きな失敗でしょう。
喫煙者の割合は以前よりも減少しているとはいえ、成人のかなりの割合が
喫煙者であり、新幹線のメインユーザーであるビジネス利用層に多い、
成人男子の中での喫煙率はもっと高いでしょう。喫煙室の設置でお茶を
濁してますが、かなりの割合のユーザーに我満を強いる結果なっており、
禁煙が強いられる時間の短い航空機へのユーザー逸脱を招いていると
思います。喫煙者でも禁煙車を好む人がいるという現実を考えても、
編成中2両程度は喫煙者で残すべきだったと思います。喫煙率が欧米と
違い、代替交通機関のない国際線とは環境が違うのです。ビジネス
チャンスの見逃しは、収支の悪化という形で非喫煙ユーザーにも跳ね返り
ます。
最高速度が300km/hであるのは信じられない欠点だと思っています。
500系が騒音問題で諦めた320km/hには、その後の技術の進歩でぜひ挑んで
欲しかった。また、山陽区間で車体傾斜システムを使わないのも理解に
苦しみます。
車体傾斜システムといえば、もう少し傾斜角を大きくすれば、東海道での
所要時間短縮がもっと大きくなったはずですが、これは欠陥でしょう。
おそらくは、曲線での通過速度向上は横圧の増加を招きますから、保守量の
増加を嫌ったのでしょう。現行の東海道新幹線の線路を大きく改良せずに
使う限りは避けられない点ですから、線路を改良せずに速度向上をしよう
という発想時代が欠陥なのかもしれません。