08/04/18 01:49:49 iTGRDHJw0
>>20
交流電気機関車は開発初期の牽引試験の際に好条件下で出た試験結果をベースに
D形機でもF形の旧型直流電気機関車並みの性能があると見積もられてしまい、その結果として
交流電気機関車ではながらく性能的にD形で充分とされてきたという歴史的経緯がある
東北線のED75重連は当初はF級の機関車単機で置き換える方向で開発が進められていたが
(これの試作車がEF500)、高調波対策の規制強化などで機器が1車体に収まりきれなくなり、
やむをえず量産車は2車体のH形機であるEH500となった
また、2車体としたことで機器を無理に小型化して1車体に押し込める必要がなくなり、既存の
EF210などと共通の機器が使用できるようになったことなどから、EF500と比べて製造コストが
安くなったというのも影響してる