08/07/23 18:43:03 QNd+IKST0
お待たせしました。
小さい頃からこの夢を何度も見ていました。でも、同じ夢を見る事は不思議ではないですよね。
なので、何とも思っていなかったのです。
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兄が二人に妹の私の三人兄妹です。
小学生の兄に、入園前の私は赤い屋根の長屋に住んでいます。
長屋は2軒分で1つの建物で数軒が並び、友人も近くの長屋に住んでいます。
ガラス引き戸の玄関を開け、2帖程の小さな土間を進み、また引き戸があります。
10帖程の茶の間、右奥に台所に明かり取りの窓、左側に6帖の部屋が2つです。
玄関側の6帖部屋が子供部屋です。ですがその長屋を引っ越す事になりました。
兄弟は住んだ記念にと、窓側に置いた机に登りマジックで壁に書き始めました。
窓枠ギリギリに置かれた机はそこで何年間も兄の勉強机となっていました。
「昭和49年 森まさこ 参上!!」「昭和49年 一木ひろし 参上!!」
同じ様に、演歌歌手から歌謡歌手の名前を書いては、参上!!と書くのです。
私は『なんでそんな昔に来ている事にするの?』と聞いています。
夢の中の兄は机の上で何か答えていますが、ユラユラと映像が揺れて良く見えません。
その部屋は机の置いてある正面の壁にポスターや横の壁には本棚、次男の机や
木の椅子、入り口正面に床の間もあります。
案の定、この落書きは怒られましたが、土壁のような壁で、消す事も出来ません。
引っ越し当日には幼い私はしるしを残しました。
またいつの日か、この家に戻ってきた時にすぐに解る様に、と。
「榊原よしえ」のシールを、床の間の壁に貼りました。
はがれない様に何度もシールをこすりました。雑誌のおまけで他のアイドルのシールもありました。
丁度プリクラサイズです。
(夢はここで終わります)