08/07/28 03:44:02 mCAdA1Jr0
■[遺伝記]アドバイスいろいろ(その1)
100話過ぎて、見えてきたこと気になったこと途中ながら編集者的アドバイスなど幾つか。
・ご神木ネタ、飽きたw
人気ネタというか、書きやすいからというのもあると思うのだけど、さすがにぼちぼちご神木ネタは、
読む側からすると飽きてきた感があるかも。オチが結局ご神木、ってところに行くか、ご神木から始めて
何かが起こるかというパターンのどちらかにはまってきてるような。
確かに種の中には幾つかご神木ネタがあるので、そこから始めやすいんだろうなあと思う反面、
ご神木に囚われたまま他のアイデアが出てこないスパイラルに陥っている人もいるかも。
似た話、というのは、何度も読んでいくうちに「次はきっとたぶんこれ」という予想が付きやすくなるので、
読者の先読みを裏切ってひっくり返すという展開に結びつきにくくなる。また、どうしても類話に埋もれやすくなるので、
違うネタで展開したほうがいいかも。
・タイトル、気を使ってる?
意外にタイトルが平凡というか、さっぱりしてるのが多いなーと思った。
もしくは、タイトルが出オチになっちゃってるのとか、オチを示唆しちゃってるのとか。種にも悪例としてそういうのがありましたが
漢字二文字の熟語、一単語のみ、一文節のみのタイトルというのは、数が増えてくると読者の記憶に残りにくい。
何しろ、読者はこれからまだ数百編を読んでいくことになるのでw
タイトルはそれひとつだけ取ってみても、本編に匹敵するくらい重要。読者にとっては、
それが「内容に惹かれるかどうかのとっかかり」になるもので、書店で言えば棚差し本の背表紙みたいなもの。
「おっ?」「えっ、それってどういう?」というような気を引くタイトルを考えないと、
これまた類似タイトルの中に埋没してしまうかも。
二文節以上ある長めのタイトルを考えると、
タイトルでできることの幅が広がるのでお試しを。