08/08/09 17:42:06 y1rQHFi80
キリスト教圏だと狐憑きのような異世界のモノに憑かれると
やれエクソシストだなんだで、憑かれた人間ごと殺しちゃうとかあった
らしいけど、日本だとなぜか「●●の嫁さん~きつねつき~♪」
などと囃子歌と共に、おもしろおかしい一イベントや娯楽として
明るく受け入れていた部分もあった。
これはたぶん古代ギリシャにおける、ディオニソスの巫女のように
大声で騒いで集団ヒステリーになった女性達を生暖かく見守るような、
異世界との交流におおらかな古代の考えがまだ残っていたのかもしれん。
あとこっくりさんをやっていて憑かれるのが、大抵女学生というのも
巫女との繋がりがあるのかもしれんな。
無理に分離せず、好きに飲み食いさせて満足させてから狐本人から
離れさせれば後々問題にならないという日本独特の風習もおもしろいね。
それでもそういった異世界との交流を「精神的病理」「狂気」に起因する
としなければいけない西洋化された現代日本社会のあり方から見たら
狐憑きは恐ろしいモノで問題になるのかもしれん。