08/06/21 18:22:26 gJ+cHOpY0
国王が良い政治を行う者である間は王政というものは最高の国家制度である。
しかし、悪政を行う者が王位に着いた時は一転して最悪の国家制度に変わる。
そして悪政を行う者が王にならぬよう、なったとしても王位から引きずり下ろせるよう、
民主主義という制度が生まれる。
政治という面で言えば民主主義は人間社会が行き着くべき当然の帰結であると言える。
民主主義の下での経済体制は大きく分けて二つに分類される。資本主義と共産主義である。
このうち共産主義の顛末についてはソ連や今の中国を見てもらえば良く分かると思うが、
最終的には資本主義的なものへと移行せざるを得なくなる。
資本主義は自由競争である。
企業はこぞって生産を拡大しようとし、資源の消費量は徐々に大きくなっていく。
当然、公害や資源枯渇の恐れが出てくるので国が規制をかけたり、生産効率を向上させたり、資源のリサイクルを行うようになる。
これも当然の帰結のように思う。