08/07/03 00:14:23 ao3xcvwF0
>>192
もちろん、技術は60年代よりずっと進歩している
しかし、それは電装系や生命維持系の機器に限ったことで、
最も金を食う動力系の進歩はほぼゼロと言って良い
動力系は液体酸素・液体水素を反応させる化学ロケットを
使用する限りは60年代の時点で、技術的な頂点を極めていて
改善の余地が無い
現状ではこれ以上効率的な動力系を確立することは、物理的な
限界から不可能とされる
要するに一番金を食う部分の改良が進まないから、予算の問題は
どれだけ時間が経過しようと解決しない
しかも、物価は高騰の一方だし
そんな状況で、一般国民の支持や注目が得られない月にもう一度
行く意味は無いから再挑戦はしない(予算がつかない)
本当は、外宇宙の開発を視野に入れるなら月開発ってのは、軌道上の
開発よりある意味、重要なんだが……