08/07/28 22:07:19 MaQOUXZ0O
>>474木は成長期の間しか酸素を供給しません。
成長期を過ぎると、呼吸による消費量とバランスするので相殺されます。
そして、森林には大量の酸素を消費する者がいます。
落樹皮や落葉や落枝や寿命を迎えた木を腐朽させ、土に還らせる
菌や微生物たちです。
森林を総体的に観ると、酸素の生産量と消費量はバランスしているのです。
では、何者が地球の大気に酸素を供給しているのでしょうか。
海の植物も光合成をしますが、食べられたり寿命を迎えた後には、
やはり生前に生産した酸素と同量の酸素を消費します。
燃えもせず、腐朽もせず、食べられもしなければ酸素は消費されず、
二酸化炭素も固定化されたままです。
たとえば、地中や海底に埋没した場合や、寒い地域や水温の低い水中では
腐朽は進行しません。
木材で紙や家具や建築物や木炭等を製造した場合も同様ですが、
この場合は、化石燃料を使用するでしょう。
こう考えると、現在の地球では、酸素消費量の方が多いような気がしませんか?
それは、事実その通りなのです。
現に、大気中の酸素濃度は、年々減少し続けています。
酸素濃度を増やす方法はあるにはあるのですが、目先の経済のみが
大事な現代では、現実的ではないかも知れません。
もっと切羽詰まってからでないと、恐らく行動には移されないでしょう。