08/06/10 04:41:32 2cd60Y9N0
俺がかつて住んでいた千葉の船橋ってところは、30数年前は結構な田舎で
ちっちゃな山とか結構あった。そのころの話。俺のおばさんが我が家に遊びに
来た時、うちから歩いて5分くらいのタバコ屋にタバコを買いにいったきり、
なかなか帰ってこなかった。もうかれこれ2時間近くたちすっかり日も暮れて
みなが心配して警察呼ぼうというときになって、ひょっこり帰ってきた。いったい
何があったのかとたずねると、おばさんは歩いている途中いきなり道に迷い、
いつのまにか山の中にいたらしい。散々歩き回っても、いっこうに町に出る気配
がないらしく、いい加減歩き疲れたので岩の上に座って、タバコに火をつけようと
マッチをすった瞬間、いきなりおばさんのすぐ横で「コーーン」という鳴き声がして、
一匹の狐が走り去ったという。するといままで山の中にいたとおもっていたのが、
なんとうちの近くの林のすぐ入り口だったらしい。みんなは何を寝ぼけているんだ
と笑っていたが、おばさんは今でも本気で狐に化かされたと信じている。長文スマソ。