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カエルについて
カエルは月に属し、雨をもたらす者である。豊穣、多産、情欲をあらわす。
池や沼から現われ出る生き物として、カエルは生命の蘇りと復活をあらわす。
またカエルは、死の渇きに対立する生命の湿った肌をもつものとして、生命と
復活を象徴する。
ケルト:カエルは、<大地の主>、治癒力をもつ河の神と結びつくことがある。
中国:月に属する影の原理。
キリスト教:カエルは両面価値的で、復活をあらわすと同時に罪の不快さを象徴する。
悪、異端、世俗的快楽への執着、嫉妬、貪欲をあらわす。
エジプト:カエルは豊富、豊穣、自然の再生力、長寿、弱い者が生み出す強さをあらわす。
またカエルは、河の懐胎力の象徴であり、母親と新生児の保護者である女神ヘケトの象徴。
女神イシスの標章でもある。
ヒンドゥー教:宇宙を支える<大カエル>は、暗黒の未分化状態にある第一質料(プリマ・マテリア)
をあらわす。カエルは、被造物の基本を成す元素としての水であり、始原的粘液である。