08/05/20 13:20:26 jhjzmLAq0
マニアックすぎるとは思いますが、ちょっとユング的な解釈をしてみました。
すると、集合意識的なレベルの予兆を意味するような気がしました。長いので分けて投下。
>>580 の解釈を元に読んでみると、今回の予兆的な一連の流れにおいて、ダライ・ラマは全体の中で
ユング心理学で言う「セルフ」を象徴するポジションじゃないかと思いました。専門用語を使わない
表現なら一連の流れ(意志?)全体を一つの生き物と例えた場合の「中心核となる魂」とでも言えばいいでしょうか。
「木星(抑圧された民の集合意識」の方が「土星(それを抑圧する意志)」よりも心情的に「セルフ」に近い。
で、セルフの意思をこの世(=現実世界)に顕現させる(降ろす)ことが全体の流れの使命。その中で直接物理的に
この世に顕現させる役割をもつのがユングで言ったら「自我(エゴ)」。しかし、実際問題としてすんなりセルフの意思を
顕現させるのはむずかしい。自我の思いと現実世界が異なることさえ日常茶飯事なのに、さらに高次元のセルフの意思と
「エゴ(自我)」の意思と現実世界がキレイに一致するのはさらに難しい。現在の状況はダライ・ラマがセルフ。中国が自我(エゴ)。
自我が暴走してエゴイスト(NARGIS)になり、無意識領域(セルフと木星)の思いを力ずくで抑圧している(土星)。
それを打ち破って爆発したい、抑圧の枠からはみ出して顕現出来る世界まで拡大したいのが抑圧された民たち(木星)。
それはセルフも同じ気持ち。何とか抑圧から解放してあげたい。現在、この世とセルフを結ぶ回線はエゴに遮断されてつながっていない。
この世のチベットとセルフであるダライ・ラマはエゴによって分断され、引き裂かれている。「エゴ・土星VSセルフ・木星」という図式。
しかし全体が一つの生き物である以上、この状態は心が引き裂かれているのと同じ。ユング心理学では無意識領域に対してエゴがあまりに
ひどい抑圧をした場合、それに反発する無意識とのせめぎ合いによって神経症、鬱など心の病になる恐れがあるといわれる。
最悪の場合、無意識領域が強すぎる抑圧の反発・反動で自我を飲み込んでしまい、統合失調症。
(水や泥は無意識のシンボルとも言われてるから、中国の洪水の夢を見た人は・・・)←今ここ
つづく