08/05/07 21:00:33 gDZpqiFB0
チベットの古い経典では、「虹の身体の悟り」と言うそうですが、これはアセンションでは?
チベット人のナムカイ・ノルブ著 『虹と水晶』から抜粋
「そうやって一週間が過ぎると、ニャラ・ペマ・ドゥンドゥルは、弟子たちに死の時が来た、近くの山頂をその場所に選ぶつもりだと告げた。
弟子たちは死なないでくれと泣いて頼んだ。だが、時は来た、それを変えることはできない、というのがラマの答えだった。
そこで、弟子たちは彼について山の山頂まで登っていったのである。
ニャラ・ペマ・ドゥンドゥルは、そこに小さなテントを立てた。それかえあ、弟子たちにテントを完全に縫い合わさせ、完璧に自分を封印させた。
そして、それから、七日間のあいだ静かにほうっておいてくれるように言ったのである。
弟子たちは山を降り、ふもとで野営しながら、七日間待った。
その間じゅう、ものすごい量の雨が降り、沢山の虹が立った。
七日後、弟子たちは山頂に戻り、テントを開けた。
テントは、弟子たちがそこに置いて山を降りたときと同じで、縫われたままになっていた。
そして、その中に弟子たちが見いだしたのは、ラマの服と髪の毛、そして爪だけだったのである。
彼の服は俗人のものだった。それが、彼が座っていたところに、真ん中にベルトをつけたまま重ね合わされ、残されていた。
ニャラ・ペマ・ドゥンドゥルは、ちょうど蛇が皮を脱ぎ捨てるように、その服を残していったのである。
私のラマはその現場にいて、私にこの話をしてくれた。
こういった話を私はいっぱい知っている。」