08/06/21 14:26:59 4+0VUzAe0
ちなみに、なぜ「実話」ではなく「実話系」なのか?
理由はいたって単純明快。実話と物語、ノンフィクションとフィクションが、
糾える縄のごとく互に侵犯し、不穏に混じり合う……まさしく虚実皮膜のボー
ダーランドを体現しているのが、怪談というジャンルの特質であり、また醍醐
味でもあるからです。
本書は、そうした怪談の特性を、斯界のトップクラスが腕をふるう競作集の
形で、より直截に、より広範にアピールしようという試みでもあるのです。も
しも好評を博するならば、二の矢、三の矢を繰り出してゆくつもりですので、
何卒よろしく御購読を賜りたく。
掛け値なしに、凄い作品が揃ったと思っております。まさに、ここが頂点。
これぞ怪談!
東雅夫ブログより