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“血液抗凝固剤 汚染は故意”
アメリカで血液が固まるのを防ぐ薬を投与された患者81人が副作用を起こして死亡した問題について、
議会証言を行った製薬会社の社長は、故意に不純物の混入が行われたという見方を示しました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
アメリカでは、血液が固まるのを防ぐ「ヘパリンナトリウム」という薬を投与された患者81人が
去年1月以降、アレルギーなどの副作用で死亡したと報告され、FDA・食品医薬品局は、この薬の原料から本来は含まれていない不純物が見つかり、
これが中国から輸入されたと発表しています。
この薬の回収に追い込まれた製薬会社「バクスター・インターナショナル」のパーキンソン社長は29日、
議会下院で証言し「今回の件は故意に計画されたもようで、強い懸念を抱いている」と述べて、
不純物の混入が製薬の過程で故意に行われたという認識を示しました。
また、バクスター社に原料を提供したSPL社のストランス社長は、
中国・江蘇省に工場を設立したことについて
「ヘパリンナトリウムの原料に必要な豚が多いため、中国を選んだ」と述べ、
経費を節減するためではないことを強調しました。
SPL社の原料は日本の製薬会社も利用していますが、中国ではなくアメリカの工場で造られたもので、
ストランス社長は「アメリカで造られた原料には問題はない」と強調しました。