08/04/22 05:06:13 naAvIIJ80
ひとつのグループは、ほとんどの人間が宇宙ステーションに住み、銀色っぽい服を着て、
人工食品を食べているという、喜びも感じられぬ味気ない未来を語った。
もうひとつのグループ、「ニューエイジ派」は、今よりもずっと幸せな、自然環境の中でのより自然な生活を報告し、
そこでは人々が互いに調和のとれた生き方をして、何かを学ぶため、そして霊的な進化のための生活が営まれていた。
第三のタイプ、「ハイテク都会派」は、人々が地下都市、あるいはドームや巨大な泡のような屋根でおおわれた
都会に住んでいる殺伐とした機械的未来を語った。
第四のタイプは、大災害を生き延びた人々で、地球規模のなんらかの災害(おそらく核戦争だろう)に
襲われた後の世界に生きている。
このグループの人達は、都市の廃墟から、洞窟、あるいは孤立した農場まで、様々な形態の住居に住んでおり、
手縫いの簡単な服(毛皮製が多い)を着て、食べ物の多くを狩猟に頼っていた。
スノウは、このような調査結果は、運命の霧の中に、いくつか起こる可能性のある未来が
存在していることを示唆すると考えている。
しかし、他の過去世研究者と同様に、個人レベルでも集合レベルでも、運命を創造していくのは
自分自身であると彼も考えており、この四つのシナリオも、人類全体が自分自身のために創造しているのであり、
起こりうる可能性のある未来を垣間見せてくれるものだとしている。
この結果、スノウは、核シェルターを造ったり、一部の超能力者が予言している「来るべき地球変動」によって
破壊されない地域に移住したりする代わりに、私たちはよい未来を信じ、それをありありと思い浮かべることに
時間を費やすべきなのだと説く。
「もし私たちが、今日の集合的思考や行動によって、未来の物理的現実をつくり続けているのだとしたら、
現在ある現実をつくりあげたのは自分たち自身なのだと目覚める時は“今”しかない」とスノウは述べる。
「ひとつひとつのタイプに象徴される地球の姿に関する選択肢は明らかだ。
私たちの子孫のためにいったいどれを望むのか?
私たち自身にとっても、もしかしたらいつの日にか戻ってきてみたいと思うのはいったいどの地球なのか?」。