08/02/14 04:57:42 aEZdxlwNO
終電間近の満員の快速電車の中、倒れている若い女性がいた。
周りの人が心配して「大丈夫ですか?立てませんか?どなたか席代わってもらえませんか?」と声をかけていた。
皆ぎゅうぎゅう詰めで身動き取れるスペースなどないのに精一杯身を縮めて女性を踏まないようにしていたのだが、どうやら気分が悪くなったわけでなはなくガイキチさんのようだった。
「このままでいい!駅員は絶対呼ぶな!」と寝転んだまま言う。
その車輌にはやたらと優しい人が多く「席座っていいよ」と名乗り出る人が続出。
しかしその女は「発作が出る度にコレだ!また電車を止めたと私を責めるんだ!私は苦しいけど我慢してるんだ!」と言って起き上がろうともしない。
次の停車駅まで15分以上もそのままかよ…
次の駅で救急車呼んでもらいます?と優しく諭すサラリーマンに向かって「私は今日中に○○(終着駅)まで行かないといけないの!降りたらまた私のせいになる!悪い奴が得する世の中だ!皆偽善者だ!」と意味わからない方向に。
周りの人もイライラしはじめ誰も何も言わなくななったら、意外な事にヤンキーぽい若者のほうが積極的に優しく話かけて事態を何とかしようとしていた事に感心してしまった。
あと酔っ払いが「理不尽な世の中に負けちゃダメだ!」と説教してたのも印象的でした。
私は途中で降りたからその女がどうなったかわからないけど、周りには優しい人が多いのだなーということと、人の好意に気付くことができない寂しい人間もいるのだなーと非常に勉強になった迷惑な出来事でした。