08/05/25 15:14:56 yifx9JG/
焼き戻し(テンパーリング)と焼き鈍し(アニーリング)
それから焼きならし(ノルマライジング)
興味があればそれぞれググってみてください。
片刃は2層鋼の場合は膨張率の違いで。
全鋼をベベル面を削り落として熱処理した場合、左右の体積・表面積の差によって
狂いが生じるはずです。
マスプロのように熱処理してからベベルを研削した場合でも内部応力のために
狂いが出る場合もあります。
複合鋼材の場合はあらかじめ内側(鋼側)に少し曲げておき、熱処理後に叩き直す。
なお2層鋼材の場合、鉈のような厚物以外は熱処理前にベベルを削るのはタブー
地金には熱処理時に刃先にかかる引張(マルテンサイト変態応力)を押さえる役割が
あるため、削り落とすと焼き割れなどが発生する確率が高くなります。
単一鋼材ならベベルに厚みを残しておいて、狂いが出たら削り落とすのがよいかと。