06/08/18 09:55:16 VrNGGU/h
ローマ時代の剣は大量生産するために鋳造が多かった。スペイン製が有名だった。
斬りつけてるとすぐ切れなくなるから裏返して使う。
むかしから西洋剣が両刃なのは、日本のように硬度の高い刀ができないために
(硬度を高めるとすぐ折れる)ナマクラをごまかすためにできた。
中世もローマ時代からまるで進歩しなかったが、十字軍がアラビアに遠征して
鍛造刀のすごさを体感して伝説化した。
ダマスカスソードの鋼と純鉄を鍛接して、硬さと折れにくさを両立させるという
考え方は日本刀にも共通する。
西洋世界においてこのような技術が発展しなかった理由として、「ふいご」が
15世紀、「るつぼ」の発明が18世紀だったためだ。
ダマスカスソードの模造は中世ヨーロッパの夢であり、そこから冶金が進歩した。