06/06/03 11:44:11 y2NDqEpF
剛体を分断するときの挙動としては以下のように分類できると考えている。
1.分子間の結合を破壊、切り代を発生させずに分断する→剪断
「切断」だと意味が広くなりすぎると考えてこの単語を使った。よりふさわしい表現があったら変更したい。
2.鋸で木材を切るときや超硬ビットやダイヤモンドビットなどで岩盤掘削を行うように
対象物を微細な切り粉として削り取り、分断していく→切削
この場合、当然切り代が発生するので分断後の全長は切り代分短くなる。
3.アルゴン溶接機の切断モードのように対象物を高温にて融解、あるいは蒸発させて分断する→焼灼
これも切り代は発生する。高温による加熱という広い意味になってしまうのでよりふさわしい表現があると思うが。
4.前レスにあった超音波切断機等振動による分断→こちらは詳しくは分からないのだが振動による「破砕」という挙動になるのだろうか。
時間を掛けるならどんな硬いものでも切削か高温による分断(本レスで言うところの焼灼)で分断可能だが、
刀として少なくとも日本刀と同じ速度で対象物を分断する場合は「剪断」に相当する挙動になると考える。