07/06/12 21:56:20
某関西電器会社が出して某関東の会社が真似したんだかなんだか知らんが、
天井に冷気を当てるエアコンが出ているが、
バカなもん作ったな。
冷気が直接体に当ると冷え過ぎるから天上の温まった空気に当てて部屋全体を冷やして省エネだとw
とんでもない話だ。
冷え過ぎるなら設定温度を上げて省エネしたらどうなんだ。
室内は天井付近に熱気が上がって、その代わり人の居る床付近は冷えているものだ。
天井付近の熱気を吸って冷気を出すと熱効率が良くなり省エネになるが、天井付近の熱気で部屋全体をかき混ぜたら、
人が居る部分を冷やすのにより多くのエネルギーが必要になる。
例えて言えば、冷暖は逆になるが、風呂を沸かす時を想像してみてくれ。
沸かし始めて暫くすると上の方だけ熱くなるだろ。もし、その上の部分だけに漬かったとしたら、
沸かす時間は僅かで済むが、掻き混ぜたら、また温めなければならない。
その分余計にエネルギーが必要になる訳だ。
風呂は下まで漬かるから掻け混ぜなければならないが、部屋の天井付近には通常人は行かないからかき混ぜる必要はない。
熱いままにして置けはその分省エネになる。
特に戸建ての場合、屋根裏は日中相当熱くなっている。その熱が天井を伝わって2階に来るが、
天井付近の空気が熱いと熱伝導が悪くなり断熱されるが、エアコンの風を当てて冷やしているとどんどん熱交換されて
余計な熱を電気エネルギーを使って外に出さなければならなくなり、省エネに反する。
結局発電所で余計に発電しなければならなくなり、余計な二酸化炭素を排出して、地球温暖化に拍車を掛ける事になる。
地球温暖化のこの時期になんであんな商品を出したのか分からない。
放って置こうと思ったが、追随する会社が増えてそう言うエアコンばかりになると
日本全体で相当なエネルギーの無駄になるので書く事にした。