08/02/17 23:05:48 Z/G5xDSp
●「もうグレるしかねえ」みたいなぶっ壊れた家庭じゃないんだけど―。
「そうそう。グレづらい、すごい。田畑は成してるんだけど不作の時が多くて。
帰ると親父と一回もしゃべらずにトラクター乗りに行ったりする日もあったし。狭い団地住まいなのにね。
持ち込みたくないっていうか、家庭の中に不作の話とか。 だから・・・・・・耕したいなって思っちゃうんですね。
一応ちゃんとしようとしてるから。飢きんは認めるっていうか。 がんばって働いているわけだから、
その上グレたとなったら、申し訳ないなっていう。
だから、いい子でしたね。『しょうがない』っていう感覚が身につくのがすごい早かったです。」
●その「しょうがない」っていうのは、どういう「しょうがない」?
「なんかねえ・・・・・・結構ねえ、作物がなんでもできたんですよね。器用貧乏っていうか。
大根もできたし、キャベツも― 小学校ん時、キャプテンやってたの、農耕部の。
専門学生の時に農業の会に立候補して、副会長やったりとか。
人より自分の農作物が上だと思ってないんだけど・・・・・・なんかそういうふうに扱われてたしね、周りからも。
だから『俺と仲間だ』っていう感覚も、持ってもらえないっていうかね。
自分が壁を作ってたのかもしれないけど・・・・・・だって小学校1年の時に、
校門の前にコシヒカリが十俵ぐらい置いてあったことがあって、それを普通に受け入れてたから」