06/07/15 10:57:41 qDL0+jO8
>論理的にはそうなるハズだが実際にやってみるとうまくいかないことがよくある
に対する反論(2度目)
まず、確認して貰いたいのだが、科学の進展というのは
①追求したい自然現象のうちのある事柄をよく観察し、それを説明する「仮説」を設定する。
②その仮説に基づき、自然現象を一部再現した「実験環境」下で因子を操作し、結果を観察する。
③得られた結果を、「実験環境下であると考慮」しつつ考察し、仮説と比較する。
④もし仮説と結果が食い違うようであれば仮説を廃棄し、得られた結果をも説明しうる
新たな仮説を設定し、全て矛盾のなくなるまで実験・考察を繰り返す。
⑤得られた新たな「科学的説明」を、他の今まで得られた知見を含めた「総合的考察」を行って、
自然現象の理解を深める。
という流れとなっている。
おいらはただの会社員であるので、②・③・④は、残念ながら充分には出来ない。
だから②・③・④の所は、「矛盾がなく既に主流的となっていて広く認知されている学説」
を用いて①と⑤を行っている。
①の部分は、「こんな栽培方法を用いると、今までと比べよく出来るが、それはもしやこんな事ではないか」
と仮説を考える事であり、そこで書籍・文献を読んで既に知られた科学的知見を得てから
仮説の矛盾点がないか繰り返し考察し、洗練された「科学的説明」を得ているのである。
だから「こんなにうまくいくのは論理的に正しいからだろう」というのがおいらの畑での常であった。
「論理的にはそうなるハズだが実際にやってみるとうまくいかないことがよくある」
という現象は、科学的な考察を行ってきたおいらの畑では起きていない。
なぜならばうまくいかないのは仮説が間違っているのだから、その仮説は廃棄されてしまうから。