08/04/20 18:00:55 q+UOg5r3
本当に武田真治のしんとくは素晴らしかった。
あくまで、DVDでの印象なので舞台での声の通り方、
演技の大きさでは、確実に藤原竜也が勝っていたとは思いますが、
武田真治のしんとくには、魔物が降りていたと思わせるほどの魔力と、
切なさと、痛々しさ、そして、何とも割り切れない余韻を残したと思います。
武田君はもちろん、今も進化をしていて、いい役者になりましたが、
あらゆる意味でこの身毒丸は特別ですね。
当時、蜷川さんも、白石さんも藤原君の方をかっていたようですが、
おそらく、今見返すと、本当の身毒少年は、武田君一人だと思うんじゃないかというきがするのですが、贔屓目でしょうか。
でも、あの素晴らしさは、
演出家や、共演者とは離れたところにあったので、
その点は、お二方は複雑かも・・・とにかく、私にとっての身毒丸は武田君ただ一人です。 | 2007年11月29日 (木) 00時19分
武田版身毒丸って、
舞台とかお芝居とか超えたところにあるような気がする。
蜷川さん演出の別の舞台を観たけど、
視覚的効果ばかりねらって”掘り下げる”ってことをしないのね。
すごく表面的な舞台。武田さんは(今もそうだけど)無から役を創り上げる役者だから、
心の奥深いところが揺さぶられるんだよね。唯一無二の身毒丸。
蜷川さんがあとで「武○真治に去られたことが一番痛かった」って言ってたそうだから、
そこんとこわかっていたようです。| 2007年11月30日 (金) 04時27分