08/06/16 16:13:33
>668
調べてみたけどそれとは違うみたい。
人形屋幸兵衛の作で木の台に泥を塗ったもの。
2~3歳の男の子の這い這い人形で後水尾天皇が背に「緑丸」と書いたため通称「緑さん」
5~6歳の男の子の家来の人形が対になっている。
維新前には季節ごとに内裏に伺候しては服をもらってきていた。
朝夕にご飯を供えたり季節ごとに服を着せ替えたりと家宝として大事に扱われていた。
この人形にまつわる怪異は
・後水尾天皇が「緑丸」と呼ぶとにっこり笑った。
・箱や長持に入れると泣き声がするためしまえない。
・家が全焼したため元女官に預けたが「柳原へいのう(帰ろう)」と泣くため
急遽仮宅を作り引き取ることに。
・仮宅は部屋数が少ないため同じ部屋に女中を寝かせたら夜中に火の玉が乱舞。
・言い伝えにより顔や手足をぬぐってはいけない。しかしあまりに真っ黒なので
今日の塗師に塗り替えさせたらその塗師が急死。
・柳原白蓮が家に戻ってくるのはこの人形が引き止めていたから。
門外不出の品なので同形の人形を作り、それに魂を移して持っていった。