08/05/14 16:00:57 c8mbkzjI
ナゼ、私は小動物臨床を止めたのか？ 2007年08月19日 11:21
はっきり言って、獣医さんと言う仕事はお金になるのであります。
例えば、いま、すぐ妻に今月中に月収100万円に変身しろ・・
とか言われても、
心の準備もあるから、2ヵ月後にしてくれないかなぁ・・
でも、何とかするよ（ｸﾞﾌﾌ･･再びおﾌｪﾗ[～ﾘ]ﾊﾞﾘﾊﾞﾘをﾒｻﾞｽﾄｽﾙｶﾅ。
なんて感じで、お小遣いも無限大化させて、収集癖もｸﾙﾏｶｽﾀﾑ癖も両方大満足?の魅力的なお仕事なのではあるのでありますが・・
実はやりがいが全くないのであります。
正直な話、犬猫の寿命は長くて15～6年であります。
その間、きちんとした飼い方さえすれば獣医さんに罹るのなんてワクチン等で行くのは別にして、
『一生』のうち2回くらい（更年期と死ぬ時）くらいな物なのであります。
これは、獣医師のカンでしかないのでありますが、雑種を例にとると犬でも猫でも一回に５,６頭産む中から、
健康状態最良の１頭を選んで正しい飼い方をすれば、必ず１頭はベスト長寿（犬なら16歳以上、猫なら18歳以上）まで
飼えると確信しているのであります。
と、言う事は長生きの犬を選んで、獣医に罹らない飼い方をすれば、大概の犬猫は寿命（老衰か、老衰が原因の多臓器不全）まで
生きますよと。
そういうロジックであります。
で、自分は元来真面目な人間でありますから「時間と金」という人間にしか通用しない部分を超越して、犬猫の正しい飼い方を
指導したりしていたのであります。
飲み込みのいい人はすぐにそれを理解して、しばらくすると病院にはせいぜい、年に一回程度しか来なくなるのであります。
問題なのは、動物病院の重要な資金源となるリピーターさんであります。
この人たち、基本的に学習しない人たちであります。
説明しても、他人の言葉を理解しようと言う脳の部分が止まっているのであります。
そうなると、やっててむなしいのであります。
で、犬の場合は飼い主にはわからないオーラで「チミの飼い主さん、ばかですねぇ～」なんて犬に呼びかけるワケであります。
その辺のオーラは獣医さんの得意分野でありますから、
･･･何故なら飼い主の前で「反抗的な犬」をぶっ飛ばすわけには行かないのであります。
そういった時は、『オレにファイトして来ると死ぬんだよ』オーラ出動であります。
このオーラ、飼い犬の場合結構すぐかかるのであります。
野生の猿もそのオーラを出して飼い犬をﾒﾀﾒﾀにしているのを何度も見たことがあるのであります。
野生動物ではキツネもタヌキもカモシカでさえもその手の強いオーラを持っているので、
ある意味異種の動物間の共通言語なのかも知れないのであります。
話が脱線したのであります･･･