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輸血用の血液
現在、動物病院では、健康状態の優れた8歳位までの犬や猫を、供血犬(きょうけつけん)、供血猫(きょうけつねこ)として飼育し、
輸血用の血液を確保する方法がとられています。
供血犬も供血猫も、普通の犬や猫と変わりはありませんので、1回に供血する量には限りがあります。
また、最低1ヵ月以上は供血の間隔をあけることも必要になってきます。
現段階では、輸血を伴う手術は、どちらかというと特殊なケースと言えますが、今後、医療の高度化に伴い、
輸血が日常的な診療になってくることが、充分に予想されます。その場合、安定して輸血用血液を確保するために、
動物病院としては、供血用の犬や猫を相当数、飼育しておく必要に迫られています。